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文武両道貫く研修医は筑波大の元ランナー…箱根駅伝[ひと 一路]

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川瀬宙夢さん(25)

 昨年1月の箱根駅伝で筑波大の9区を走った。当時は医学群5年生。朝から夕まで病院実習に入ることもあり、仲間より早起きして午前5時から走るなどの苦労を重ねた末、復路エース区間を務めた。

 「手術で8時間立ちっぱなしで、脚が棒のような状態で走ったこともあった」

 区間14位という結果には満足できなかったが、厳しい環境に耐えて文武両道を貫き、「国立大の医学生として新たな歴史は刻めた」と今は誇りを感じている。

 愛知県出身。中学時代にサッカーの試合で選手を手当てするドクターを見て、医師やトレーナーに憧れるようになった。そして今年3月、念願の医師国家試験をクリア。4月から茨城西南医療センター病院で、研修医生活が始まった。

 目指すはスポーツ整形外科医。「故障の治療はもちろん、けがを未然に防ぐ予防医学にも力を入れて、選手たちに安心感を与えられる存在になりたい」。将来的には、箱根を目指す選手やトップアスリートの治療に携わり、五輪などの世界の舞台で選手を支えることも夢見ている。

連載・ひと一路

 箱根駅伝を裏方として支える人たちを紹介している。

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