箱根駅伝
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各校のエースが集う、箱根駅伝の最長区間「花の2区」。その難所として名高い権太坂と呼ばれる坂道は、横浜市保土ヶ谷区内で13キロを過ぎたあたりから高低差20メートルの上りが約1・5キロ続き、選手を苦しめる。

ところで、「権太坂」という地名は本来、駅伝コースの国道1号線よりもやや北側を通る旧東海道の坂を指す。片側にマンションが並び、普通車がすれ違える程度の狭い道だ。道路脇には、権太坂改修記念の石碑や、自動車専用道をまたぐ「権太坂陸橋」の名前を見ることができる。
坂の地名の由来には諸説ある。「旅人が老人に坂の名前を尋ねたところ、自分の名前を聞かれたと思い『権太』と答えた」という説や、「藤田権左衛門という開発者の名前から『権左坂』と呼ばれていたものが転じた」など――。
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