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陸上競技の歴史に貢献した大会や個人に世界陸連(WA)が贈る「ヘリテージプラーク(遺産の飾り額)」の「箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走=読売新聞社共催)」に対する授与式が20日、東京・国立競技場で行われた。

世界最古の駅伝である箱根駅伝は2019年5月にヘリテージプラークに認定され、本来は20年の東京五輪の際に授与式が行われる予定だった。しかし、新型コロナウイルスの影響で五輪が延期となり、21年に五輪が行われた際には無観客だったため、授与式は先延ばしになっていた。五輪会場だった国立競技場で関東学生対校選手権が有観客で行われているのに合わせて、ようやく式典が催された。
箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟の有吉正博会長に、世界陸連の横川浩理事から、直径約23センチの円形の飾り額が手渡された。今後、神奈川県箱根町の箱根駅伝ミュージアムで展示される予定。
有吉会長は「非常に名誉なこと。この栄えある歴史を受け継いできた先人たちに深く敬意を表し、今後も私たちは次世代に受け継いでいかなければならない」と述べた。