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軽トラを「カウンタック」、ロードスターを「マッハ号」に魔改造 56歳整備士の次なる夢は

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 1960年代のテレビアニメ「マッハGoGoGo」で主人公が乗る「マッハ号」や、イタリアの名車「ランボルギーニ・カウンタック」風の車を自作した男性が群馬県前橋市にいる。自動車整備工場「福田モータース」を営む福田博之さん(56)。各地のイベントにインパクト抜群の車で参加し、車好きの間ではちょっとした有名人だ。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各地でイベントが中止になったが、車関係のメディアが相次いで取材に訪れて知名度は急上昇中だ。(読売新聞オンライン 長野浩一)

インパクト抜群の「夢の車」~ベースはどちらも国産車

福田さんが作った「サンバルギーニ・コカウンタック LP360」(左)と「マッハ号」
福田さんが作った「サンバルギーニ・コカウンタック LP360」(左)と「マッハ号」

 前橋市郊外にある福田モータースを訪ねると、車好きの少年みんなが憧れたランボルギーニ・カウンタックを、軽自動車サイズで再現した「サンバルギーニ・コカウンタック LP360」と、先端がとがった流線形のボディーが特徴の「マッハ号」が迎えてくれた。

 どちらも、国産車をベースに、福田さんが1人で改造。「スーパーカー世代の人たちにとっては、まさに『夢の車2台持ち』ですね」と語りかけると、「この車を作ったおかげで、たくさんの出会いがありました。夢はまだまだ続いているんです」とにっこりほほえんだ。

 福田さんは車好きが集まる各地のイベントにサンバルギーニやマッハ号で出かける。マッハ号に乗る際は、アニメの主人公「三船剛」のコスプレ姿というこだわりようだ。昨年来、新型コロナの影響で開催中止が相次いだが、車関係のネット媒体や、タレントの千原せいじさん、ドイツのテレビ局などが取材に訪れたことでYouTubeやSNSで注目度が高まっている。

 福田さんは「色んな方に取材いただいて、本当にありがたいです。千原せいじさんは実際にマッハ号を運転されて『最高やん』と、とても喜んでくれた」と語る。

子どもの頃に憧れた車を、大人になって自作した

 「何てかっこいい車なんだ」――。福田さんは小学生の頃、地元で開かれたスーパーカーの展示会で、ガルウィングドア(シザーズドア)が特徴のランボルギーニ・カウンタックに心を奪われた。空前のスーパーカー・ブームだった70年代、フェラーリやロータスといった人気車を展示するイベントが各地で開かれ、カメラを手にした少年や若者たちが詰めかけた。

 福田さんは「カメラは高価だったので、小学生の自分には手が届きませんでした。その代わり、しっかりと目に焼き付けました」と語る。「マッハGoGoGo」は再放送を見て主人公の活躍に胸を躍らせたという。

 地元の工業高校で自動車研究部に所属し、ホンダの軽自動車「Z」や、トヨタの乗用車「カリーナ」などを改造しては、校内で走らせた。卒業後は、日本自動車連盟(JAF)職員を経て、実家の自動車修理工場を手伝い始めた。

ランボルギーニ・カウンタックを車体に描いた福田さんのワゴン車(福田さん提供)
ランボルギーニ・カウンタックを車体に描いた福田さんのワゴン車(福田さん提供)

 1998年の春、車の側面に人気のスポーツカー「ロータス・スーパーセブン」を描いたワゴン車を見かけて衝撃を受けた。工場にあったワゴン車に真っ赤なカウンタックを描いた。「この車で街を走ると、みんなが注目するんです。視線を集める快感を知ったのは、その時かもしれません」。また、同年11月、米ラスベガスで、世界最大級の改造車の見本市「SEMAショー」を見て「車って、こんなに自由に作っていいんだ」と感銘を受けた。「カウンタックをいつか手にしたい」と思っていたが「買えないなら、自分で作ればいいんだ」と思うようになった。

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2383591 0 トピックス 2021/09/21 15:15:00 2021/09/22 11:12:05 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210918-OYT8I50003-T.jpg?type=thumbnail

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