訓練飛行で広島空港へ、富士山・南アルプス・淡路島

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 広島空港は、広島市中心部から約50キロ離れた広島県三原市にあります。標高が高く、風雨や霧など悪天候の影響を受けやすい空港です。読売新聞のジェット機「みらい」で羽田空港から広島空港まで飛んで、訓練飛行を行いました。

 訓練飛行とは取材用ではなく、操縦士の訓練のために行う飛行です。2022年1月8日は、関東から北陸にかけて好天で、壮大な富士山もくっきり。山梨県の上空では南アルプスを、岐阜県上空では日本海を望むことができました。乱気流などもなく、フライトは順調。淡路島が見えると、20分ほどで広島空港に到着です。

 飛行機が計器着陸装置(ILS)を使って着陸する場合は、地上60メートルで滑走路の進入灯が見えないと着陸をやり直します。広島空港では一般的なILSより精度の高いILSを運用しているため、着陸直前まで灯火が見えなくても安全に着陸できるのが良いところです。

 今回は、滑走路28へ計器進入し、タッチ・アンド・ゴー(着地後すぐ加速して離陸)を実施。次にレーダーによる誘導を管制官に要求し、反対側の滑走路10へ進入しました。この後、タッチ・アンド・ゴーを3回行って終了。ほか2人の操縦士も同様の訓練をしました。

 せっかくなので、この日は夜間のタッチ・アンド・ゴー訓練も行いました。辺りは山ばかりで、真っ暗な中に空港の明かりだけが浮かんでいます。ヘリコプターでの夜間飛行は明るい都心部を飛ぶことが多いので、こうしたジェット機での夜間訓練は貴重な機会です。

 訓練の合間に、空港ターミナルで本場・広島のお好み焼きを食べる時間もありました。フライト先で土地の名物に触れられるのは、この仕事の魅力の一つですが、コロナ禍で我慢せざるをえないときもあります。1年前に比べれば、羽田空港や経路上の交通量も増えてきたと感じていますが、気兼ねなく、どこへでも飛んで行けるときが来るのを祈るばかりです。(航空部飛行課・鈴木浩亮)

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