読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

海の浅瀬に築かれた「高輪築堤」、国史跡にと答申…日本最初の鉄道路線の一部

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 文化審議会は23日、明治時代に造られた日本最初の鉄道路線の一部で、海の浅瀬に築かれた「高輪築堤」(東京都港区)を史跡にするよう文部科学相に答申した。この路線の起点駅で、すでに史跡となっている「旧新橋停車場跡」(同)に、高輪築堤の一部を追加指定する。近く正式に指定される見通しで、JR高輪ゲートウェイ駅前の発掘調査で確認されてから、異例の早さで保護が図られる。

史跡指定の答申を受けた高輪築堤。船を通す橋梁部の跡が見られる(港区提供)
史跡指定の答申を受けた高輪築堤。船を通す橋梁部の跡が見られる(港区提供)

 高輪築堤は1872年(明治5年)に新橋―横浜間で開通した鉄道区間の一部。当時は海だったこの地域に鉄道を通すために築かれた。工事は英国人技師が指導し、石積みなどに日本の技術が生かされている。

 JR東日本が商業ビルなどを建設する計画に伴い、2020年度から本格調査が行われ、約800メートルが出土。船を通すため隙間を空けた構造が分かる「 橋梁きょうりょう 部」などが見つかった。指定されるのは、橋梁部を含む2か所の計約120メートル分。答申を受け、JR東は「大変意義深い。具体的な保存や公開の方法について引き続き検討したい」とコメントした。

 高輪築堤では日本初の鉄道信号機の土台跡なども見つかったが、JR東は史跡指定の範囲以外は移築保存や記録保存を行う。これに対し、全面保存を訴える日本考古学協会の辻秀人会長は「一部の史跡指定だけでは不十分。価値の全体像が分かる保存の在り方を改めて検討すべきだ」と話している。

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2316153 0 鉄道ニュース 2021/08/23 20:00:00 2021/08/23 20:00:00 史跡指定の答申を受けた高輪築堤。船を通す橋梁部の跡が見られる(港区提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210826-OYT8I50062-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)