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42歳の駅員さんはIターン組…「乗り鉄」転じて「中の人」に

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島原鉄道に転職し、駅員として働く和田塁さん(中央)(6月3日、長崎県諫早市の本諫早駅で)=木佐貫冬星撮影
島原鉄道に転職し、駅員として働く和田塁さん(中央)(6月3日、長崎県諫早市の本諫早駅で)=木佐貫冬星撮影

 夕方の帰宅時間帯を迎えた本諫早駅(長崎県諫早市)。「ありがとうございます」。駅員の和田塁さん(42)は、改札前に列をつくった乗客に声をかけ、切符を確認してホームに案内していく。

漁港脇を走る列車。有明海を望む島原鉄道沿線には、小さな漁港が点在している
漁港脇を走る列車。有明海を望む島原鉄道沿線には、小さな漁港が点在している

 和田さんは、JR全線に乗車した経験を持つ鉄道ファンの「乗り鉄」だ。大阪府出身で、2018年に神奈川県の医薬品会社を退職してIターン。鉄道を巡る旅で一度乗っただけの島原鉄道に入社した。

 きっかけは、ひたちなか海浜鉄道(茨城県)が開いた講座だった。鉄道を軸にした地域活性化の取り組みに魅力を感じた。「乗る立場から、(鉄道会社の)中の人になってみたい」と転職を決意。複数の会社の採用面接を受け、島原鉄道の内定を得た。

 地元の食材を使った料理を味わえる観光列車「カフェトレイン」のスタッフを務めることも。人一倍多くの列車に乗ってきた鉄道マンは「乗客の目線を大切にして頑張りたい」と意欲を見せる。

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2142707 0 2021/06/22 10:00:00 2021/06/22 10:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210618-OYT8I50003-T.jpg?type=thumbnail

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