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赤や黄色に色づいた木々の中を、豪華寝台列車「ななつ星in九州」が走り抜ける。濃いえんじ色の車体とのコントラストが印象的だ。

福岡県久留米市と大分市までの141.5キロを結ぶ久大線の沿線には、由布岳などの山々が連なる。紅葉の季節は車窓からの眺めが人気だ。全国有数の温泉地・由布院を擁する路線でもあり、「ゆふいんの森」をはじめとする観光列車も運行されている。
近年は災害による被害が相次いだ。昨年7月の九州豪雨では鉄橋が流され、今年8月の大雨でも一部区間が不通となった。9月に全面復旧し、迎えた秋の観光シーズン。沿線の自治体や関係者は、久大線が運ぶ「にぎわい」に期待を寄せる。
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九州・山口・沖縄の鉄道と沿線の話題を写真部員が紹介する「鉄路ノート」、第7弾はJR久大線を取り上げます。
