機銃掃射の痕残る「扇形」機関庫…今は観光名所

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 扇形に広がる建物のガラスは割れ、廃虚のような雰囲気が漂う。鉄道輸送の主役が蒸気機関車(SL)だった戦前に建てられた「旧豊後森機関庫」(大分県玖珠町)だ。

JR久大線(左奥)の脇に公園化して保存された「旧豊後森機関庫」。展示された蒸気機関車には、蒸気に似せた煙を出す演出装置がある(大分県玖珠町で)=中島一尊撮影
JR久大線(左奥)の脇に公園化して保存された「旧豊後森機関庫」。展示された蒸気機関車には、蒸気に似せた煙を出す演出装置がある(大分県玖珠町で)=中島一尊撮影

 扇形の機関庫で現存するものはわずかという。中には12台を収容するスペースが残る。手前にある円形の設備は、車両の方向を変える転車台だ。

旧豊後森機関庫の壁に残る機銃掃射弾痕(大分県玖珠町で)
旧豊後森機関庫の壁に残る機銃掃射弾痕(大分県玖珠町で)

 JR九州が2003年に解体を発表すると、地元で保存に向けた機運が高まり、06年に町が購入。公園として整備され、町を代表する観光地になった。壁には米軍機による機銃掃射の痕が残り、平和学習の教材としても活用されている。

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2565563 0 2021/12/03 10:00:00 2021/12/03 10:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/12/20211202-OYT8I50000-T.jpg?type=thumbnail

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