完了しました
今回は岩手県のIGRいわて銀河鉄道です。盛岡駅(盛岡市)を起点に金田一温泉駅(二戸市)を通り、青森県の県境付近まで総延長約80キロ、17の駅があります。東北新幹線盛岡―八戸駅間の開業に伴い、JRから経営分離された東北線を引き継ぎ、2002年12月に開業しました。かつては多くの夜行列車などが行き交っていた線路の上を、通勤・通学客らを乗せた電車が走ります。また貨物列車も多数運転されており、本州と北海道間の物流を支えています。

撮影地へはJR花輪線も接続する

山肌に雪が残る岩手山と、列車がうまく納まる場所を見つけてカメラをセットします。駅からは約1.4キロ、20分弱で到着しました。水が張られた水田では農家の人たちが田植えをしています。青空が広がる春の「みちのく路」を2両編成の電車が駆け抜けていきました。

鉄印は盛岡駅の隣、青山駅で受け取ることができます。同鉄道のキャラクター「ぎんがくん」と「きらりちゃん」のかわいらしいスタンプが押されています。
※鉄道写真撮影の際のお願いです。マナーを守って安全に撮影しましょう。
大きな写真で、美しい風景の中を走る鉄道と、ブームになっている「鉄印」を紹介します。
担当するのは、読売新聞写真部きっての鉄道写真マニア・鈴木毅彦記者。部内でも、鉄道写真に関しては一目置かれる存在です。小学校4年生で中古の一眼レフカメラを手にして以来、「撮り鉄」の道を突き進んでいる鈴木記者が鉄道写真の魅力をお伝えします。