【寺社にふれる心の旅】鹿島神宮

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霞ヶ浦の一部、北浦のほとりに立つ一之鳥居。神宮までは歩いて20分ほど
霞ヶ浦の一部、北浦のほとりに立つ一之鳥居。神宮までは歩いて20分ほど

 川底からの高さ約18メートル、幅は約22メートル。茨城県鹿嶋市大船津(おおふなつ)の「一之鳥居」は、日本最大の水上鳥居だ。

 大船津は古来、水運の要衝であり、鹿島神宮の玄関口。一之鳥居は歌川広重の「六十余州(ろくじゅうよしゅう)名所(めいしょ)図会(ずえ)」にも描かれ、その風景が親しまれてきた。現在の鳥居は2013年に竣工した鋼鉄製だ。

 紀元前660年創建と伝わる鹿島神宮。御祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)だ。大国主命(おおくにぬしのみこと)との国譲りの交渉を成就し、日本の建国に尽くした神様とされ、武道と縁が深い。ゆえに武家からの崇敬を集め、源頼朝、徳川家康と秀忠、初代水戸藩主・徳川頼房などから信仰された。

 足利義輝や武田信玄などの剣術の師となった“剣聖”塚原卜伝(ぼくでん)は常陸国鹿島の生まれ。神宮での千日参篭(さんろう)修行の末、「鹿島新當流(しんとうりゅう)」を編み出した。

 「例祭」は毎年9月に催行。今年は6年に1度、天皇陛下から勅使が差遣(さけん)される「勅祭」だが、参列は一部関係者のみに制限する。12年ごとの式年大祭「御船祭(みふねまつり)」は2026年の開催。大船津を起点に、華麗な御座船(ござぶね)が船団を従える渡御(とぎょ)は圧巻だ。

【鹿島神宮】
茨城県鹿嶋市宮中2306-1
電話0299・82・1209
8時30分~16時30分
http://kashimajingu.jp/

 (月刊「旅行読売」2020年9月号から)

◆月刊「旅行読売」
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1384475 0 旅行読売セレクト 2020/08/06 05:20:00 2020/08/06 05:20:00 2020/08/06 05:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/08/20200803-OYT8I50056-T.jpg?type=thumbnail

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