【駅舎のある風景】日が沈む日本海近く 静かな無人駅

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

越後線・ 小島谷(おじまや) 駅(新潟県長岡市)

越後線・小島谷駅
越後線・小島谷駅

 日を浴びて黄金色に輝く田んぼの中をカラフルな車体の列車が行き交う。新潟で最後の活躍を続ける新潟色(白地に青・赤のライン、赤と黄色の2色塗装など)を施した国鉄型115系車両と、それと入れ替わりで運用が始まった新型E129系車両を撮影しようと、越後線が走る出雲崎へと向かった。

 列車を撮影しながら巡っている途中、ある店で色鮮やかな紙風船を目にした。北前船の寄港地、漁業の町として栄えた出雲崎では、漁師の妻の冬場の仕事として紙風船作りが始まり、今でも日本一の生産量を誇るという。

 夕暮れが近づいた頃、越後線の前身である越後鉄道の創始者・久須美(くすみ)親子の邸宅(住雲園(じゅううんえん))近くにある小島谷駅に立ち寄る。すると無人の駅舎の背後にある空が、あたかもあの紙風船のように美しい(あかね)色に染まっていった。

 文・写真/越 信行

 ※前身の越後鉄道は1913年全通。同年、与板駅として開業し、2年後に現在の名に改称した。小島谷駅は出雲崎駅から普通で8分

 (月刊「旅行読売」2020年10月号から)

◆月刊「旅行読売」
 1966年創刊。「読んで楽しく、行って役立つ旅の情報誌」がモットー。最新号や臨時増刊などの案内はこちら

無断転載・複製を禁じます
1465451 0 旅行読売セレクト 2020/09/17 05:20:00 2020/09/17 05:20:00 2020/09/17 05:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200909-OYT8I50031-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

新着クーポン

NEW
参考画像
2000円1900円
参考画像
ランチでご来店のお客様にジェラートをサービス
参考画像
アクティビティご利用でソフトドリンク1本サービス

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ