読売新聞オンライン

メニュー

自宅で旅気分を満喫。オンラインバスツアーに参加してみた!

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

ツアーガイドの中野広貴さんの進行で旅が進む。バスの座席に座っているのは、祖谷で有名なかかし
ツアーガイドの中野広貴さんの進行で旅が進む。バスの座席に座っているのは、祖谷で有名なかかし

 香川県 琴平(ことひら) 町を本拠に貸し切りバス、都市間高速バスなどを運営する琴平バスは、運転手が地元の名店を案内するうどんタクシーなどユニークな試みで知られる。昨年5月から始めた地元密着の土産付きオンラインバスツアーが人気だ。同社企画開発部の山本紗希さんは「昨年の開始以来、40代~60代を中心に2000人以上の方に参加いただきました。対面式なのでリアルなツアーよりも人との距離が近く、ガイドや地元の方との会話を楽しんでほしいですね」と話す。参加定員を15人に絞っているのはそんな理由もあるようだ。

中継カメラによる映像。かずら橋の開いた床面から川の流れが見えて迫力がある
中継カメラによる映像。かずら橋の開いた床面から川の流れが見えて迫力がある

 今回参加したのは、徳島県 三好(みよし) 市の秘境・ ()谷渓(やけい) を訪ねる旅。土産付きで、開催日の2日前に、半生そば(かずら橋そば)、ゆずみそ、箱菓子など地元の名産品が届く。

 当日はパソコンを起動し、指定された時間にメールで受け取ったURLをクリックする。使用するアプリは Zoom(ズーム) 。スマートフォンでも参加できる。自分のカメラはオフにして参加してもいい。

 バーチャルなバスは高松市内を出発。操作方法や行程の説明、参加者同士の簡単な自己紹介の後、三好市観光協会職員でガイドの太田由美さんが加わる。

 運転席からの車窓の映像を見ながら、クイズや周辺地域の紹介などが続き、開始から40分(リアルな旅なら約2時間かかる!)で本日のハイライトであるかずら橋に到着。シラクチカズラで造られたつり橋は長さ45メートル、水面からの高さ14メートル。床面には広い部分で20センチほどのすき間がある。中継では「床面をアップで」などの要望も可能だ。その場にいるような迫力のある映像に、手に汗がにじんだ。

事前に届く土産や旅のしおりなど。手作りシートベルトがかわいらしい
事前に届く土産や旅のしおりなど。手作りシートベルトがかわいらしい

 その後は、祖谷温泉で入浴し、地元料理を味わう太田さんを見ながら旅が進み、最後は、土産店を中継でつなぐ。紹介される商品が気になったら、チャットで送られてくるURLから商品の購入もできる。気軽に旅感覚が味わえて楽しい、そう思えた1時間30分だった。

 文/安部晃司


コトバス オンラインバスツアー
「日本三大秘境・祖谷渓絶景旅 スリル満点のかずら橋&地元バスガイドのマル秘案内」
実施日:8月22日
定員:15人
料金:4980円
話:087・823・5678(琴平バス)
ホームページ: https://www.kotobus-tour.jp/online/ktz002.html

 (月刊「旅行読売」2021年8月号から)

◆月刊「旅行読売」
 1966年創刊。「読んで楽しく、行って役立つ旅の情報誌」がモットー。最新号や臨時増刊などの案内は こちら

無断転載・複製を禁じます
2217822 0 旅行読売セレクト 2021/07/22 05:20:00 2021/07/20 16:00:43 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210715-OYT8I50054-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)