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    ジュースの「スーパーメロン」 ◎KOTORI JUICE STAND(札幌市中央区)

    香りそのままごくり

    • 今年8月にオープンしたジューススタンド。おすすめのスーパーメロン、小松菜スペシャル、ホットスムージー(左から時計回り)
      今年8月にオープンしたジューススタンド。おすすめのスーパーメロン、小松菜スペシャル、ホットスムージー(左から時計回り)

     デパートや銀行が集まる札幌市の中心部に、わずか5・8坪の「コトリジューススタンド」がある。地下鉄大通駅の南改札口から9番出口に向かう階段を上がると左手に見えてくる。都会のすき間にうまく納まった、かわいらしい空間だ。

     「なるべく北海道の野菜や果物で、無加糖、無加水で限りなく100%に近いジュースやスムージーをお楽しみいただけます」と、店長の堀松健美たかみさん。

     ジュースは素材の自然な甘さを生かし、スムージーには、道産米「ゆめぴりか」の甘酒を砂糖代わりに使用する。また、ジューサーでかくはん中は素材に熱が伝わりやすいので氷を入れ、冷やしながら使うのが一般的だ。だが、同店では「なるべく無加水で」との思いから、果肉や果汁を凍らせた“アイスボール”を使うなど、一杯一杯にこだわりが詰まっている。

     おすすめの「スーパーメロン」は、まるでメロンにストローを挿して飲んでいるような豊かな香りと味わいに驚く。主に関西圏で流通している高糖度の苫前町産「とままえメロン」を、ぜい沢に4分の3玉も使っているという。「道内でまだ知られていない高品質の農産物をジュースを通して紹介していきたい」と、堀松さん。苫前町産は11月中旬まで味わえるそうなので、“飲み逃し”なく。

     「小松菜スペシャル」は、道産小松菜を主体にリンゴやオレンジ、パイナップルなどをミックス。1グラム単位で割合を微調整しながら完成させたという、堀松さんの自信作だ。小松菜の存在感はちゃんとありつつも、エグさを感じさせないバランスの良さがいい!

     冬におすすめの新作「ホットスムージー」は、トウモロコシ約1本分を使ったポタージュという印象。温かく、また濃度がしっかりついているので、この1杯でおなかがかなり満たされる。

     暖房が入り、厚着をするこれからの季節、地下通路を歩いていると体温が上がり、喉が渇く。そんな時に、コトリジューススタンドの1杯は、体をクールダウンへと導き、元気をくれそうだ。

    (文・小西由稀 写真・山本顕史)

    【住  所】 札幌市中央区大通西4、道銀ビルディング地下1階 (電)011・251・2667

    【営業時間】 午前11時~午後8時(土、日曜、祝日は午後7時まで)、不定休

    【主なメニュー】スーパーメロン1500円、小松菜スペシャル550円、スムージー各種550円、ホットスムージー400円、原谷農園のにんじんジュース480円から(すべて税抜き)

    ※メニュー、価格などは変更されている場合があります。

    2017年11月02日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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