<速報> 直木賞に島本理生さん「ファーストラヴ」
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    ラ・フレイズ―獺祭― ◎INITIAL/イニシャル(札幌市中央区)

    イチゴや銘酒 繊細に調和

    • 期間限定の新作パフェ「ラ・フレイズ―獺祭―」。酸味と甘味のバランスが秀逸。スパークリングワインとの相性もいい
      期間限定の新作パフェ「ラ・フレイズ―獺祭―」。酸味と甘味のバランスが秀逸。スパークリングワインとの相性もいい

     最近、札幌では「シメパフェ」なるものが流行はやっているらしい。お酒を飲んだ後に、ラーメンではなく、ひんやりスイーツを味わい、締めくくるという趣向だ。

     2015年にオープンし、そのブームを牽引けんいんしてきたのが、狸小路5丁目の一角にあるデザートバー「INITIAL」。先日、ブームに乗って久しぶりにパフェを注文してみたのだが、その進化ぶりに思わずのけぞってしまった。繊細で複雑なパーツの組み合わせ、スタイリッシュなデザイン……。女性客が夜な夜な行列を作るのもうなずける。

     「お酒の後でもさっぱりと楽しめるように、柑橘かんきつ系の酸味をアクセントにするなど軽やかな味わいを意識しています」と店長でパティシエの田所将さん。

     なかでも、6月末まで期間限定の「ラ・フレイズ―獺祭だっさい―」は、旬の国産イチゴと山口県の銘酒「獺祭」を使った、田所さん渾身こんしんの新作パフェだ。

     グラスの底からイチゴとバジルの真っ赤なソルベ、チョコレートアイス、白いアングレーズソース(カスタードソースの一種)が3層に重なり、その上に新鮮な生イチゴがたっぷり。半球形のコーンの中には、カシス入りのチョコレートが隠れ、クッキーの上には生イチゴ、ベリーとバルサミコ酢のアイス、獺祭とオレンジのアイスが頂上を彩る。

     赤と白の鮮やかなコントラストに目が奪われ、思わずスマートフォンを取り出し、シャッターを切った。見た目の美しさもさることながら、食べ進むと、一さじごとに出合う味の変化と融合に心が奪われる。キリッと爽やかな酸味、甘味を引き立てるほろ苦さ、みずみずしいイチゴの食感と甘酸っぱさ。それらが口の中で絶妙に溶け合い、「次はどんな味?」と手が止まらない。

     「さまざまなパーツが織り成す味の変化がパフェの醍醐だいご味。一番下には、酸味のあるソルベを使い、さっぱりとした後味を心掛けています」と田所さん。

     お酒も豊富にそろい、プラス450円でパフェとワイン(白・赤・スパークリング)が楽しめるセットも人気が高い。

     店内は圧倒的に女性客が多いが、最近は男性同士のお客も増えているそう。お酒のシメはラーメンという男性陣も、進化したパフェで新境地を開いてみては?

    (文・葛西麻衣子 写真・藤倉孝幸)

    【住 所】札幌市中央区南3西5の36の1 F・DRESS五番街ビル2階(電)011・211・0490

    【営業時間】午後2時~午前0時(ラストオーダー午後11時30分)※パフェの提供は午後5時~。不定休。

    【主なメニュー】◇ラ・フレイズ―獺祭―1680円◇スティル・ブラン1280円◇パルフェ・ロム・レザン1300円◇かき氷各種600円~◇スパークリングワイン550円。※すべて税別

    ※メニュー、価格などは変更されている場合があります。

    2018年06月07日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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