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    十勝若牛のご褒美の塊 ◎立ち食い焼肉 Tocchi/トッチ(札幌市中央区)

    赤身肉 味付け塩のみ

    • 脂肪が少なくさっぱりとした十勝若牛。「ご褒美の塊」は焼くプロセスから楽しめる豪快な一品
      脂肪が少なくさっぱりとした十勝若牛。「ご褒美の塊」は焼くプロセスから楽しめる豪快な一品

     JR札幌駅近くの中通りに、小さなバル街が現れた。仮設店舗を連ねた「コバルドオリ」は、フェンスで囲われた旧五番舘西武跡地の北側に位置する。昨年12月にオープンし、最大3年間の期間限定プロジェクトだという。

     現在は、さまざまに利用できるコミュニティースペース「コバル計画」、そしてカフェやバルが5店舗立ち並ぶ。目指す「立ち食い焼肉 Tocchi」は、一番東側にある。

     立ち食いで焼き肉を楽しめる気軽さが評判を呼び、ひとり焼き肉派からグループ客まで、15人も入るといっぱいのカウンターは連日にぎわっている。

     焼き肉メニューの主力は、十勝・清水町でだけ限定生産されている「十勝若牛」だ。ホルスタイン種の赤身肉で、脂肪が少なくジューシーなのが特徴だという。

     店イチ押しの「ご褒美の塊」を頼むと、十勝若牛のロース約120グラムのブロック肉が出てくる。お客がガス台で好みの焼き加減まで焼いた後、店側がカットして提供するスタイルだ。自ら塊肉を焼くという楽しい演出と、かむほどにあふれる肉汁とさっぱりしたうま味が人気を集めている。

     味付けは塩のみと潔い。「直球で赤身肉のおいしさと、“肉を食っている”という満足感を楽しんでほしい」と、店長の早坂四郎さん。お好みで、和風だしをきかせたタレとポン酢を試してみるのもいい。

     そのほか、十勝若牛の「一本牛タン」も迫力満点。希少な「若牛ホルモン5種盛り」にも注目だ。いずれもおひとり様用のサイズやセットが用意されている。

     ラムチョップやジンギスカン、鶏、ルスツ豚など、十勝若牛以外のメニューもそろえている。

     ビールは生とクラフトビールがあり、さっぱりしたレモン系ドリンク、ハイボール、ワインに日本酒と、お酒の種類が充実しているのもうれしい。

     今月から入り口前に「外席」をつくり、屋外でも立ち食い焼き肉を楽しめる。良い香りにつられ、ふらりとのぞいてしまいそうだ。

    (文・小西由稀 写真・山本顕史)

    【住  所】 札幌市中央区北4西3 コバルドオリ内 (電)011・212・1817

    【営業時間】 午後3時~11時(フードのオーダーストップは1時間前)。日曜休み。

    【主なメニュー】 ◇ご褒美の塊1500円◇若牛一本牛タン1600円◇若牛ホルモン5種盛り550円◇ラムチョップ900円◇生ビール500円

    ※メニュー、価格などは変更されている場合があります。

    2018年06月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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