<速報> 直木賞に島本理生さん「ファーストラヴ」
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    味噌漬けガリの豚バラ肉巻き ◎しょうがとお料理 こがね(札幌市北区)

    ピリッと 爽やかな刺激

    • 「味噌漬けガリの豚バラ肉巻き」と「自家製生しょうがサワー」。瓶入りの味噌漬けガリは卓上にあるサービス品
      「味噌漬けガリの豚バラ肉巻き」と「自家製生しょうがサワー」。瓶入りの味噌漬けガリは卓上にあるサービス品

     ショウガは、薬味や隠し味など料理に欠かせない存在ながら脇役に徹することが多い。そんなショウガを主役に引き上げ、多彩なアイデア料理で楽しませてくれるのが、昨年10月、札幌駅北口近くにオープンした「こがね」。札幌で「BLANC」や「YINZU」などの人気店を展開するガルスがプロデュースを手掛け、昼はショウガラーメン、夜はショウガ料理の専門店として営業している。

     夜のメニューを開くと、定番から季節のおすすめも含め、15種類以上のショウガ料理がずらり。ジャンルは和洋中からエスニックと幅広い。

     なかでも一番人気は、白味噌みそベースの特製だれに漬け込んだショウガのスライスを、豚肉で巻いて焼き上げた「味噌漬けガリの豚バラ肉巻き」。外側の肉はカリッと香ばしく、みしめると、味噌漬けガリの甘さと風味があふれ、ピリッと爽やかな辛味が鼻を抜ける。聞けば、1人前に丸ごと1個のショウガが使われているとか。夏向きのさっぱりとした味わいに、ついついビールが進む。

     タイ料理をアレンジした「豚き肉としょうがの葉っぱ巻き」は、酸味と辛味が利いたエスニック風の挽き肉を、レタスにくるんでいただく一品。これがまたビールと相性抜群で、味わうほどに食欲が増していく。

     から揚げにシューマイ、ポテトサラダ……。メニューを一見するだけではわからないが、味わってみると、主役のショウガがあちこちから現れ、予想外の驚きが楽しい。

     調理を担当するマネジャーの絹川政樹さん(38)は、長年ホールスタッフを経験してきた飲食のエキスパートだが、料理人の経験はまだ浅いという。

     「僕が目指しているのは、逆に料理人がやらないこと。自由な発想を大切にしています。だから、お客さんに『面白かった!』と言われるとテンションが上がるんです(笑)」と絹川さん。

     調理したショウガは体温を上げて代謝や免疫力を高めてくれるので、冬だけではなく、夏の冷え症対策にもぴったり。一方、生のショウガには、発汗作用を促す成分が豊富に含まれ、夏バテ防止はもちろん、水分を取り過ぎたむくみの解消にも効果的といわれる。

     夏本番を目前に、うってつけの一軒を見つけた。

    (文・葛西麻衣子 写真・藤倉孝幸)

    【住  所】 札幌市北区北8西4の16 志村ビル1階 (電)011・709・2000

    【営業時間】 午前11時30分~午後1時30分(ラストオーダー)、午後5時30分~10時(ラストオーダー午後9時)。日曜休み。

    【主なメニュー】 ◇しょうがポテトサラダ540円◇味噌漬けガリの豚バラ肉巻き700円◇しょうがを詰めた道産鶏の唐揚げ700円◇豚挽き肉としょうがの葉っぱ巻き860円◇自家製生しょうがサワー400円

    ※メニュー、価格などは変更されている場合があります。

    2018年07月05日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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