2種のルー 好対照

永山邸カレー ◎和洋折衷喫茶ナガヤマレスト(札幌市中央区)

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永山邸カレーと北海道熟成茶の冷茶。窓側の席からは永山邸と邸内の緑が見える
永山邸カレーと北海道熟成茶の冷茶。窓側の席からは永山邸と邸内の緑が見える

 サッポロファクトリーに隣接する永山記念公園。緑さわやかな園内に立つ「旧永山武四郎邸」と付設の「旧三菱鉱業寮」が、先月23日にリニューアルオープンした。

 第2代北海道庁長官などを務めた永山武四郎の私邸は、明治前半期に建てられた和洋折衷の様式で、北海道指定有形文化財になっている。また後年、邸宅を買収した三菱合資会社が増築した三菱鉱業寮は、2階建ての洋館。保存改修工事を経て、北海道命名150年という節目の年に、再び一般公開されている。

 その旧三菱鉱業寮1階にオープンしたのが「和洋折衷喫茶ナガヤマレスト」。ノスタルジックな雰囲気の中、多彩なドリンクと食事を楽しめる“文化財カフェ”だ。

 「和洋折衷の永山邸と同じく、懐かしい洋食と今の時代の料理の融合をテーマにしています」と、本間ありさ店長は説明する。

 看板料理の一つが「永山邸カレー」。道産米を中央に置き、その左は具がゴロゴロ入った懐かしい色合いのポークカレー、右は牛ステーキをトッピングした欧風カレーを盛り付けた。色も対照的ならば、味も好対照。ポークカレーは昭和の食卓を彷彿ほうふつとさせる和風の甘口タイプ。一方の欧風カレーはフォンドボーからつくる本格派で、スパイシーな味わいが印象的だ。まさに和洋折衷で、二つの味を欲張ることができる。

 この時期、カレーに合わせるなら、豊平峡ダムトンネル(札幌市南区)で熟成させたという「北海道熟成茶」の冷茶、あるいはサッポロビール創業時のレシピを再現した「開拓使ビール」といった時の積み重ねを感じさせる一杯がよく似合う。

 そのほか、種類の多いパフェ、札幌では同店だけという新得町「北広ほっこう牧場」のソフトクリームも人気。我々の世代には懐かしいブルーソーダフロートやプリン・ア・ラ・モードもあり、若い世代には新しい感覚のメニューとして好評だという。

 連日昼時は満席が続いているが、夕方の少し涼しくなった時間帯がおすすめ。また、テイクアウトできるメニューがあるので、テラス席でゆっくりするのも気持ちが良さそうだ。

(文・小西由稀 写真・山本顕史)

【住  所】 札幌市中央区北2東6の2 市旧永山武四郎邸及び札幌市旧三菱鉱業寮内

(電)050・5595・7460

【営業時間】 午前11時~午後10時(オーダーストップはフードが午後9時、ドリンクは同9時30分)。第2水曜休み

【主なメニュー】 ◇永山邸カレー980円◇北海道熟成茶390円◇開拓使ビール690円◇パフェ980円~◇ソフトクリーム390円

※メニュー、価格などは変更されている場合があります。

34061 0 彩食主義 2018/07/26 05:00:00 2018/07/26 05:00:00 2018/07/26 05:00:00 キャプション別送り https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180726-OYTAI50000-T.jpg?type=thumbnail

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