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    「サイエンスレクチャー2018」12月22日札幌で開催

    テーマは「バイオミメティクス(生物模倣)」

    <サイエンスレクチャー2018>開催・募集要項

     日時:12月22日(土)午後1時~3時(受け付け開始=午後0時30分)

     場所:北海道大学総合博物館(札幌市北区北10西8)ホール(知の交流)

     主催:北大電子科学研究所、北大総合博物館、読売新聞北海道支社

     協力:北大科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)など

     後援:札幌市教育委員会

     対象:中学・高校生※一般、小学高学年も可能

     定員:40人(受講無料)

     申し込み:〒060・8656 札幌市中央区北4西4の1の8 読売新聞北海道支社総務部事業「サイエンスレクチャー2018係」

     受講希望者の住所、氏名、電話、メールアドレス、年齢、学年、学校名を明記し、はがき、FAX(011・242・3153)、メール(d-jigyou@yomiuri.com)のいずれかで。

     締め切りは12月10日(月)必着。応募多数の場合は抽選。郵送される受講券を持参して参加してください。

    • サイエンスレクチャーのロゴ(横バージョン)
      サイエンスレクチャーのロゴ(横バージョン)

    ◇生物の機能暮らしに応用◇

     読売新聞北海道支社と北海道大学電子科学研究所(所長・中垣俊之教授)は12月22日、中高校生を対象とする科学講座「サイエンスレクチャー2018」を北大総合博物館で開講する。今年夏に「スマホ顕微鏡」をテーマに開いた講座の第2弾。今回は「バイオミメティクス(生物模倣)」をテーマに、昆虫など動植物の機能から新しい技術を生み出す世界をのぞく。

     今回は「え? こんなモノがあんな生き物から!?」と題し、様々な昆虫や植物などの優れた構造を観察し、形状や色彩に秘められた機能が、私たちの身の回りにどのように利用されているかを体験的に学ぶ。

     講師は、ナノ材料を研究する北大電子研副所長の居城邦治教授(55)と、昆虫に詳しい北大総合博物館副館長の大原昌宏教授(56)。

     サイエンスレクチャーは、研究者を目指す子どもたちに科学の面白さを体験してもらうのが狙い。主に中高生が対象だが、一般、小学生高学年も参加可能。定員は40人で応募多数の場合は抽選となる。

    博物館の標本庫見学も レクチャーの会場の北大総合博物館には、クワガタなどの昆虫類約250万点、植物など約150万点の標本を保存している標本庫がある。研究者が研究のために整理や保存作業をしており、普段は立ち入ることができないが標本庫を今回は特別に見学する。

    ■講師紹介■/

    • 居城邦治教授
      居城邦治教授

     居城邦治(いじろ・くにはる)北大電子科学研究所副所長・教授 分子とナノテクノロジーを融合して生物の機能を模倣した光機能性材料やドラッグデリバリーシステムの開発を進める。

    • 大原昌宏教授
      大原昌宏教授

     大原昌宏(おおはら・まさひろ)北大総合博物館副館長・教授 専門は昆虫標本をベースにした分類学、資料保存学など。バイオミメティクス促進のためのデータベース構築を進める。

    メモ【バイオミメティクス】サメは素早く海を泳ぎ、ヤモリは天井や壁を苦もなくはい回る。ハスの葉は細かな凹凸で水をはじき、トンボは風が強くても飛べる。動植物の優れた機能の仕組みを明らかにして、商品や工学、建築などの分野で応用して暮らしに役立つ技術開発につなげるのが「バイオミメティクス」。サメの肌からは、水抵抗の少ない水着、ヤモリから粘着テープが生まれている。

    2018年11月10日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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