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    流行語大賞、北見沸く「そだねー」

    五輪の感動再び

    • 鈴木夕湖選手の母校・北見工大の校舎には早速、流行語大賞の受賞を祝う横断幕が貼り出された(3日午後、北見市で)
      鈴木夕湖選手の母校・北見工大の校舎には早速、流行語大賞の受賞を祝う横断幕が貼り出された(3日午後、北見市で)

     平昌ピョンチャン五輪の女子カーリングで銅メダルを獲得したロコ・ソラーレの選手たちが口にして話題となった北海道方言の「そだねー」が3日、「2018年ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞に輝き、チームの地元・北見市は喜びに包まれた。

     鈴木夕湖選手(27)の母校、北見工大(北見市)では、受賞が発表されると、校舎の同大生協前のロビーに縦60センチ、横3メートル60の「そだねー流行語大賞おめでとう!!」と書かれた横断幕を掲示した。同大生協と取引のある北見市内の印刷会社が厚意で用意してくれていたものという。

     同大生協は、チームが銅メダルを手にした3日後の2月27日に「そだねー」の商標登録を特許庁に出願。「そだねー」とプリントしたTシャツなどを販売し、利益の一部を競技の振興に役立ててもらおうと北見カーリング協会に寄贈するなどしてきた。

     同大生協専務理事の白岩研治さん(58)は、「『そだねー』は選手たちの言葉。出願は、特定の人や企業が利益を得るべきではないとの思いからだった」と振り返った。その上で、流行語大賞の受賞について「本当にうれしい。これからも『そだねー』を大切に守って、チームにはできることのすべてで協力していきたい」と感慨深げに話した。

     銅メダルを獲得した当時、北見カーリング協会会長を務めていた安斎秀一さん(60)は、「流行語大賞の受賞は、銅メダル獲得に続いて、再び道民の心を明るくしてくれたと思う」と話した。

     北見市の辻直孝市長も「オリンピックの感動がよみがえるとともに、チームの皆さんには北見市の知名度向上に大きく貢献をいただき改めて感謝します」との談話を出した。

     チームは、18市町村あるオホーツク地方の認知度アップに向けたキャンペーン「オホーツクール」のアンバサダー(大使)を務めており、オホーツク総合振興局の所秀和地域創生部長は「オホーツクの知名度アップにも弾みがつけばうれしい」と喜んでいた。

    2018年12月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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