芝野名人が囲碁王座を獲得、史上最年少二冠…井山棋聖は三冠に後退
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囲碁の第67期王座戦五番勝負(日本経済新聞社主催)、井山裕太王座(30)と挑戦者・芝野虎丸名人(20)の第4局が29日、愛知県蒲郡市で行われ、芝野名人が282手までで白番半目勝ちし、シリーズ3勝1敗で初の王座を獲得。史上最年少での二冠を達成した。井山棋聖の保持するタイトルは他に本因坊・天元となり、2012年7月以来の三冠に後退した。
終局後、芝野二冠は「小さい時から目標にしていた井山先生に勝つことができ、自信になった」と話し、井山棋聖は「最近の成績からすると、この結果も仕方ない。またこの舞台に戻って来られるよう頑張りたい」と話した。
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