藤井七段、最年少タイトルへ王手…師匠から贈られた和服「思ったより快適」

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棋聖戦第2局に臨む和服姿の藤井七段(日本将棋連盟提供)
棋聖戦第2局に臨む和服姿の藤井七段(日本将棋連盟提供)

 将棋の藤井聡太七段(17)が渡辺明三冠(36)に挑戦している棋聖戦五番勝負第2局が28日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われ、藤井七段が90手で勝利。シリーズ2連勝でタイトル獲得最年少記録更新に王手をかけた。

 第1局はスーツ姿で対局した藤井七段。この日の対局は、師匠の杉本昌隆八段(51)から贈られた和服で盤に向かった。第1局の後、自宅で着付けをしてもらい、「秒読みで慌てて駒が袖に引っかからないように」タイトル戦で初めて着用する和服で対局の練習をしたという。「思ったよりも快適だった」と局後にほほえんだ。

 第2局は矢倉模様の力戦になり、序盤から惜しみなく持ち時間をつぎ込んだ藤井七段が中盤で駒得を果たしてペースを握り、終盤は手堅く寄せて勝ちきった。対局後、藤井七段は「やってみたかった作戦があり、積極的に動きました。自玉が薄いので難しい局面が続きました」、渡辺三冠は「均衡が取れるように指していましたが、終盤で一気にダメにしました」と話した。

 藤井七段はこの棋聖戦で屋敷伸之九段(48)の保持するタイトル獲得最年少記録(18歳6か月)の更新に挑んでおり、早ければ7月9日に東京都千代田区の都市センターホテルで行われる第3局で記録達成が可能になった。藤井七段は「ここまでいい状態で指せていると思うので、次戦も気負わず臨みたい」と話した。この日の対局で立会人を務めた屋敷九段は「藤井七段の活躍で、私の記録にスポットライトを当てていただき、棋士冥利みょうりに尽きます」とにこやかに語った。

 藤井七段は王位戦でも木村一基王位(47)への挑戦を決めており、今夏は「ダブルタイトル戦」となっている。王位戦七番勝負第1局は7月1、2日に愛知県豊橋市で行われる。

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1306660 0 囲碁・将棋 2020/06/28 18:54:00 2020/06/28 23:16:41 棋聖戦第2局に臨む和服姿の藤井七段(日本将棋連盟提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/06/20200628-OYT1I50038-T.jpg?type=thumbnail

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