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将棋界で女性初の棋士を目指していた西山朋佳女流三冠(25)が1日、奨励会を退会し、女流棋士(女流三段)に転向することが日本将棋連盟から発表された。
西山女流三冠は、将棋の棋士養成機関・奨励会の三段リーグに所属していた。2019年から20年にかけて行われた第66回奨励会三段リーグ戦で14勝4敗の好成績を収めたが、3位だったため、プロ入りを逃していた。

将棋では、三段リーグを突破した四段以上が棋士となる。棋士と女流棋士は別制度。西山女流三冠は出場可能な女流棋戦で女流タイトルを三つ保持している。
西山女流三冠は「ずるずる三段リーグを戦うつもりはなく、1年ほど前から、退会を考えていました。今後は公式戦の対局などで結果を出していきたいです」と話した。