藤沢秀行名誉棋聖が囲碁殿堂入り…「棋聖」6連覇、後進育成にも尽力
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囲碁の日本棋院は24日、タイトル戦の最高位「棋聖」6連覇を成し遂げ、後進の育成にも尽力した藤沢秀行(本名・保)名誉棋聖(1925~2009年)の囲碁殿堂入りを発表した。殿堂入りは25人目。
藤沢名誉棋聖は独創的で手厚い棋風で活躍。77年、第1期棋聖戦で優勝し、以後6連覇した。旧名人戦や天元戦などでも初代優勝者となった。91年には、タイトル保持最年長記録となる66歳で王座を獲得。翌年、防衛し記録を更新した。
自分の弟子以外の棋士も受け入れる研究会「
一方でその人生は型破りで、酒、ギャンブル、借金を巡り数々のエピソードを残した。また3度にわたりがんを克服、晩年まで若手育成に心血を注いだ。藤沢一就八段(56)は実子、藤沢里菜女流名人(22)は孫。
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