棋聖戦七番勝負、第1局開幕へ…9連覇かかる井山棋聖「意識せず内容のある碁を」
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囲碁界の最高位を争う第45期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)、井山裕太棋聖(31)と挑戦者・河野臨九段(40)の第1局が13日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で開幕する。

棋聖戦史上最多の9連覇がかかる井山棋聖に、初の棋聖獲得を目指す河野九段が2年連続で挑戦する。
12日は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、前夜祭などのイベントは行われなかった。
対局場のコンディションなどを確認する検分後、井山棋聖は「七番勝負は長丁場なので、うまく気持ちを切り替えながら集中して戦っていきたい。9連覇はあまり意識せず、内容のある碁を打ちたい」と話し、河野九段は「2日制の対局は1年ぶりなので独特の緊張感がある。自分の良さを少しでも多く出せるよう、精いっぱい頑張りたい」と抱負を述べた。第1局は13日午前9時に開始される。
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