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囲碁・棋聖戦の第4局2日目、白102の好手から中央を囲い流れ傾く

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封じ手を打つ河野九段(右)と井山棋聖(17日午前、神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で)=若杉和希撮影
封じ手を打つ河野九段(右)と井山棋聖(17日午前、神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で)=若杉和希撮影

 囲碁界の最高棋戦、第45期棋聖戦七番勝負第4局は17日午前9時過ぎ、神奈川県箱根町のホテル花月園で2日目の対局が始まった。立会人の羽根直樹九段の開いた河野臨九段の封じ手・白64は黒の根拠を奪って攻めようという手。井山裕太棋聖が黒2子をどうさばくかが注目される。

 井山棋聖は黒65のコスミツケから黒67と押さえ込み、強く64の一手をとがめに行った。白68、70とかけついだ手に対し、どのように左辺をまとめていくのだろうか。両者の読み合いが続いている。

 正午。昼食休憩に入った。井山棋聖はスパゲティナポリタン、河野九段は温かいそば。黒79まで左辺の折衝は一段落したが、どうやら黒に分があったようで、形勢はほぼ互角のようだ。

 白80は左辺の大石への攻めと、下辺の開きを見合いにした手。控室では、「河野さんらしい落ち着いた手」との評判だ。休憩明けの次の一手、井山棋聖はどう打つのか。大石を補強するのか、下辺を稼ぐのか――。

 午後1時、対局再開。井山棋聖は黒81と中央を補強した。検討陣は、もう少し狭く守る手を考えていた。「ひょっとすると、本局の流れを決める手になるかもしれない」と柳時熏九段。

 午後3時。井山棋聖と河野九段は、ともにフルーツ盛り合わせをおやつに注文。飲み物は、井山棋聖がホットコーヒー、河野九段がアイスコーヒー。

 黒81に対し、白は82と中央の切断を狙ってきた。黒83、白84となり、中央の戦いになるかと思われたが、井山棋聖はその前に白86から左下隅で黒の受け方を聞く。河野九段が白90まで少し譲歩したため、井山棋聖に戦い方を選択する余地ができている。形勢は難しそうだ。

 黒は91、93と「柔らかく打つ」図を選んだが、白は94~98と追及、戦いの図を志向する。黒101のツケに対し、切りを打つかどうかが最大の焦点。切りの前に一瞬利かしにいった白102に「すごい手だ」と控室から声があがる。

 白102の好手から、流れは白に傾き始めたようだ。下辺の戦いでポイントを挙げた白は、116、118から128と中央を囲う。井山棋聖はすでに秒読み。終盤戦に入った。

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1848011 0 棋聖戦 2021/02/17 09:23:00 2021/02/17 20:47:45 第45期棋聖戦七番勝負第4局 封じ手を打つ河野臨九段(右)と井山裕太棋聖(17日午前9時4分、神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で)=若杉和希撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210217-OYT1I50022-T.jpg?type=thumbnail

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