羽生 通算100期へ王手

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 将棋界の最高棋戦で、羽生善治竜王(48)に広瀬章人八段(31)が挑戦する第31期竜王戦七番勝負第5局(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)が4日から石川県七尾市の加賀屋で行われ、5日午後6時42分、羽生竜王が139手で勝った。対戦成績を3勝2敗とした羽生竜王は前人未到の通算獲得タイトル100期に王手をかけた。

 相居飛車の力戦となった本局は、中盤で羽生竜王が▲2七角と「遠見の角」を放って攻勢を取り、広瀬八段は意表の封じ手△8四飛で勝負に出た。激しい攻め合いになった終盤で、羽生竜王が竜を作った直後の着手、▲3三桂から▲7六銀が「プロでも気がつかない絶妙の組み合わせ」(渡辺明棋王)。最終盤の▲7一金打が俗手の決め手で羽生竜王が手堅く寄せきった。

 解説の千葉幸生七段は、「羽生竜王が主導権を握って、巧みに攻めをつなぎました。広瀬八段の粘りはすさまじかったですが、羽生竜王は終始、落ち着いていた印象です」と総括した。

 第6局は12、13日に鹿児島県指宿市の指宿白水館で行われる。

 羽生竜王の話「目の前の対局に集中して(タイトル通算100期への王手は)あまり意識しなかった。微妙な形勢が続いたが(最終盤の)▲3五歩で良くなったかと。コンディションを整えて次局に臨みます」

 広瀬八段の話「中盤から守勢に立たされ、ちょっとずつ内容が悪かった。第6局はもう少し内容のいい将棋にできれば」

【2日目手順】▲羽生△広瀬

△8四飛(封じ手)▲5四歩

△同銀右▲5五歩△4五銀

▲同 銀△同 歩▲同 角

△6二金▲7一銀△5七角

▲8八玉△3五角成▲1八角

△7五歩▲6二銀不成△同 馬

▲7二金△5一馬▲6三角成

△5二銀打▲7三馬△同 馬

▲同 金△6四角▲2三歩成

△同 歩▲2四歩△同 歩

▲同 飛△7六歩▲2一飛成

△3一金▲3三桂△4二玉

▲7六銀△8六歩▲6二金

△2一金▲同桂成△8一飛

▲4五桂△8七歩成▲同 銀

△4四銀打▲7一金打△5五角

▲7七歩△7一飛▲同 金

△4五銀▲3一角△3二玉

▲2二飛△3三玉▲5二飛成

△同 銀▲2二角成△4三玉

▲5五馬△4四歩▲6五馬

△5四歩▲4六歩△8六歩

▲同 銀△8七歩▲同 馬

△8五歩▲7五銀△9五桂

▲9六馬△3六銀▲9五馬

△2八飛▲3五歩△8六歩

▲同 馬△3四歩▲5三歩

△8七歩▲同 馬△5三銀

▲6一角△3二玉▲3四角成

△2一玉▲2四桂

 まで羽生竜王の勝ち

持ち時間

各8時間△7・26分▲7・53分139手

無断転載禁止
52648 0 竜王戦 2018/12/06 09:00:00 2018/12/06 09:00:00 2018/12/06 09:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181206-OYT8I50001-T.jpg?type=thumbnail

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