360度写真も 第32期竜王戦七番勝負の日程と対局場

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 広瀬章人竜王と豊島将之名人が激突する第32期竜王戦七番勝負が10月11日に開幕する。公募で選ばれた開催地が5月に発表されて以来、各地で準備が進められている。世界遺産の寺院あり、著名なホテルあり、俊才を輩出した藩校ありと多彩な開催地を360度写真も交えて紹介する。

▽第1局=10月11日(金)、12日(土) セルリアンタワー能楽堂(東京都渋谷区)

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 東急電鉄の旧本社跡地にそびえる、高層複合施設内にある能楽堂。能、狂言のみならず現代ダンス、クラシック音楽など、伝統と融合した新たな文化の発信基地にもなっている。竜王戦実施は3年連続3度目で、対局の一部は公開される。

▽第2局=10月23日(水)、24日(木) 仁和寺(京都市)

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 世界遺産に登録されている真言宗御室派の総本山。広大な境内は遅咲き桜の名所としても知られる。旧御室御所と呼ばれ、儀式に使われる御殿の中でも格式の高い「宸殿(しんでん)」で対局が行われる。

 なお、仁和寺では、11月24日まで、6年に及ぶ修復作業が終わった重要文化財「観音堂」の堂内を特別に公開している。

 堂内の様子はこちら

▽第3局=11月9日(土)、10日(日)
 神戸ポートピアホテル(神戸市)

 1981年の神戸ポートアイランド博に合わせて建てられた、神戸を代表するシティーホテル。船をかたどった楕円(だえん)形の本館は32階建てで、海側から神戸港や六甲山を遠望できる。

…◇…◇…

竜王戦初開催は3か所

 第2局開催地の仁和寺(京都市)と、第3局開催地の神戸ポートピアホテル(神戸市)は、今回、竜王戦七番勝負の対局が初めて行われることが確定。第5局の藩校養老館(島根県津和野町)も開催地として初で、両棋士の勝敗によっては対局が行われる。

 初開催の3か所のうち、仁和寺がある京都府は昨年の福知山城(福知山市)に引き続き、2年連続4回目。神戸ポートピアホテルの兵庫県は9年ぶり3回目。藩校養老館がある島根県は、1995年、出雲大社での対局以来、実に24年ぶり2回目となる。

 仁和寺や藩校養老館は、歴史的な価値のある文化財を活用する。窓にガラスがないなど防音、防寒対策に工夫が必要で、関係者が検討を重ねて実施にこぎ着けた。

▽第4局 11月21日(木)、22日(金)
 常磐ホテル(甲府市)

 1929年創業。今年、開府500年を迎える甲府市の「迎賓館」として親しまれる老舗ホテル。敷地内の日本庭園は世界的にも高評価を得る。多くの囲碁・将棋タイトル戦の舞台にもなってきた。

▽第5局=12月6日(金)、7日(土) 藩校 養老館(島根県津和野町)

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 山陰の小京都といわれる、城下町・津和野。その風情ある町並みにたたずむ藩校が対局場となる。文豪・森鴎外や哲学者・西周らを輩出した歴史的建物で、今年、幕末期の姿に復元された。

▽第6局=12月12日(木)、13日(金)
指宿白水館(鹿児島県指宿市)

 錦江湾に面した松林5万坪の敷地に、四つの宿泊棟と砂蒸し風呂を含む大型温泉を有する九州屈指のリゾートホテル。4年連続の開催で、2017年には羽生善治九段の永世七冠達成の舞台にもなった。

▽第7局=12月18日(水)、19日(木)
 ほほえみの宿 滝の湯(山形県天童市)

 将棋駒の街・天童を代表する温泉宿。竜王戦の前身の十段戦時代から決戦の舞台となり、対局室は「竜王の間」と呼ばれる。2008年には、勝者が永世竜王となる渡辺明―羽生善治戦の決着の地となった。

【360度写真の見方】
 パソコンで閲覧する場合は、画面上にカーソルを置いてドラッグすると上下左右に視点が移動します。画面に表示される矢印や案内図の丸印、縮小写真をクリックすると別の地点の画面に切り替わります。縮小写真は左下の四角3つのマークをクリックすると出現します。
 スマートフォンで閲覧する場合は、指でマウス同様の操作ができます。また、右下にある眼鏡のマークをタップしてVRモードにした後、画面中央の十字印を案内の矢印に合わせても画面が切り替わります。スマートフォン本体の設定で画像回転を「あり」に設定してVRモードにすると、2分割画面になり、市販のVRゴーグルで閲覧できます。

 画像は一部加工してあります。また、対局場に描かれたイラストは実際とは異なります。

無断転載禁止
812499 0 竜王戦 2019/09/25 12:00:00 2019/09/27 17:12:37 2019/09/27 17:12:37 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/09/20190912-OYT1I50056-T.jpg?type=thumbnail

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