豊島名人が攻勢、広瀬竜王は我慢の時間…竜王戦第2局
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将棋界の最高棋戦で、広瀬章人竜王(32)に豊島将之名人(29)が挑戦する第32期竜王戦七番勝負第2局(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)が24日午前9時過ぎ、京都市の世界遺産・仁和寺で再開された。
相掛かりの戦型となった2局目は序盤から主導権争いが続き、豊島名人に攻めの候補手が多い局面で封じ手となっていた。立会人の久保利明九段が開いた封じ手は△6七歩成と成り捨てる一手。▲同飛の後、豊島名人は△6五歩と拠点を打ち直し、陣形を整えつつ攻め込む姿勢を見せた。

解説の村山慈明七段は、「豊島名人が攻勢に出ており、広瀬竜王は手駒を蓄えながら我慢の時間。攻め合いの終盤戦となりそうです」と話している。
【2日目手順】▲広瀬△豊島
△6七歩成(封じ手)▲同 飛
△6五歩▲7九金△8五飛
▲9四歩△6六歩▲同 銀
△同 角▲同 飛△6五歩
▲6七飛△7八銀▲同 金
△8九飛成▲6八金
持ち時間
各8時間△6・00分▲4・31分81手
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