竜王戦第1局、1日目終了…羽生九段が封じ手

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第33期竜王戦七番勝負第1局、考え込む豊島将之竜王(右)と羽生善治九段(9日午後、東京都渋谷区で)=若杉和希撮影
第33期竜王戦七番勝負第1局、考え込む豊島将之竜王(右)と羽生善治九段(9日午後、東京都渋谷区で)=若杉和希撮影

 将棋界の最高棋戦で、豊島将之竜王(30)に羽生善治九段(50)が挑戦する第33期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)は9日午前9時、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で第1局が始まった。振り駒の結果、先手となったのは、前人未到の通算タイトル100期に挑む羽生九段。同日午後6時に羽生九段が27手目を封じて1日目を終えた。

 同所での公開対局は4年連続。新型コロナウイルスの感染症対策で、特別観戦プログラム「竜王戦プレミアム」は人数を絞って募集し、当選者は能舞台を囲む客席から初手や封じ手の場面を見届けた。2日目の10日は午前9時に立会人の森内俊之九段が封じ手を開封し、対局再開となる。

 矢倉模様の立ち上がりとなったこの日の対局は、豊島竜王が16手目で△6五桂と仕掛け、羽生九段が反撃し、急戦調の展開になった。豊島竜王が△7七桂成で1時間39分、羽生九段が▲3三角成で1時間42分考えるなど、両対局者は一手一手に熟慮。慎重な指し回しを見せている。

 封じ手の場面は、羽生九段が▲5五角と天王山に角を放ち、豊島竜王が△2七歩と切り返した局面。解説の野月浩貴八段は「難解な中盤で、正確な読みが求められます。羽生九段が強気で攻め合うか、少し受けに回るのか、分岐点を迎えました」と話している。

【1日目手順】▲羽生△豊島

▲7六歩△8四歩▲6八銀

△3四歩▲7七銀△7四歩

▲2六歩△8五歩▲2五歩

△7三桂▲7八金△3三角

▲5六歩△6四歩▲7九角

△6五桂▲2四歩△同 歩

▲同 角△7七桂成▲同 桂

△6二金▲3三角成△同 桂

▲5五角△2七歩▲封じ手

持ち時間

各8時間△3・50分▲3・54分27手

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1534833 0 竜王戦 2020/10/09 18:29:00 2020/10/09 22:22:25 2020/10/09 22:22:25 第33期竜王戦七番勝負第1局 考え込む羽生善治九段(左)と豊島将之竜王(9日午後2時20分、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で)=若杉和希撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201009-OYT1I50065-T.jpg?type=thumbnail

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