大一番へ、最高級素材使い駒を新調[万松寺の決戦・上]

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 将棋界の最高棋戦・第33期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催)の第2局が22、23日、名古屋市中区の万松寺で開かれる。愛知県一宮市出身の豊島将之竜王(30)に、前人未到のタイトル通算100期を懸けて羽生善治九段(50)が挑む第1局・渋谷対局は豊島竜王が制した。豊島竜王が連勝するか、羽生九段がタイに戻すか、シリーズの行方を占う大一番の第2局となる。

竜王戦第2局が行われる万松寺
竜王戦第2局が行われる万松寺
万松寺の決戦が行われる対局室の書院で語る若住職の伊藤さん=佐藤俊和撮影
万松寺の決戦が行われる対局室の書院で語る若住職の伊藤さん=佐藤俊和撮影

 「言葉では言い表せないほどの好カード。どういう将棋になるか楽しみ」。豊島竜王が通算対戦成績17勝17敗と追いついた実力伯仲する両雄の対決に、対局場となる万松寺の若住職・伊藤聖崇さん(28)も興奮を隠せない。

 万松寺は織田信長の父・信秀が1540年に建立。徳川家康が人質だった幼少期に過ごしたと伝えられており、1610年に大須に移った。タイトル戦の開催は、将棋愛好家の伊藤さんが2017年、「愛知の将棋界を盛り上げたい」と先頭に立って誘致。万松寺での対局は、18年の名人戦、19年の棋聖戦、今年の叡王戦に続き4度目の開催となる。

 タイトル戦で使う駒は日本将棋連盟から持ち込んだり、愛好家から借りたりすることが多いが、今回は竜王戦を迎えるに当たって、万松寺は長崎県の若手駒師・桐月とうげつさん作の駒を新調。桐月さんが「遺作として手元に残しておきたい」とほれ込んだ最高級素材・赤柾あかまさの駒を長崎まで行って、手に入れた。「竜王戦で使ってもらえるのは名誉なこと」と桐月さんは語る。

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1559988 0 竜王戦 2020/10/20 10:00:00 2020/10/22 12:25:49 2020/10/22 12:25:49 竜王戦第2局が行われる万松寺(11日午後4時15分、名古屋市中区で)=佐藤俊和撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201014-OYT8I50097-T.jpg?type=thumbnail

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