[竜王戦コラム]“深読み”誘うレジェンドの銀髪

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 「しばらく髪の毛を黒く染めて、お客さんの前に顔を出していたい」
 30年も前のことになるだろうか。ベテランの俳優さんにこんなことを言われたことがある。
 「2、3年後にきっとボクは、顔の形はそう変わらず真っ白な髪になる。そうしたらまた二枚目役をやって『臆面もなくやってます』と思われたいね」
 銀髪のダンディーのラブストーリー。「それはちょっと見たいな」と、そのとき思ったものである。

[観る将が行く]激闘の余韻に酔いつつ、思いは来期へ
竜王戦七番勝負第1局、読みに没頭する羽生九段。髪に銀色のものが目立つ(10月10日、東京・渋谷のセルリアンタワー能楽堂で)
竜王戦七番勝負第1局、読みに没頭する羽生九段。髪に銀色のものが目立つ(10月10日、東京・渋谷のセルリアンタワー能楽堂で)

 竜王戦七番勝負第1局。東京・渋谷のセルリアンタワー能楽堂の対局場に姿を現した羽生善治九段を見て、その時のことを思い出した。羽生九段の頭が見事なシルバーグレーだったからである。レジェンドの銀髪が印象に残ったのは筆者だけではない。「私もそれが一番印象に残りました」。対局2日目の朝、封じ手を開封した後、控室に戻ってきた立会人の森内俊之九段も、そう話してくれた。

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1550299 0 竜王戦 2020/10/15 15:00:00 2020/11/07 14:20:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201014-OYT8I50131-T.jpg?type=thumbnail

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