羽生九段が激しい寄せ合い制し、1勝1敗に…竜王戦第2局

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 挑戦者が激戦を制し、シリーズは1勝1敗のタイに――。豊島将之竜王(30)に羽生善治九段(50)が挑戦している第33期竜王戦七番勝負第2局(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)は22日から名古屋市の万松寺で行われ、23日午後5時10分、羽生九段が96手で勝利した。

感想戦で対局を振り返る羽生善治九段(23日午後5時32分、名古屋市中区の万松寺で)=林陽一撮影
感想戦で対局を振り返る羽生善治九段(23日午後5時32分、名古屋市中区の万松寺で)=林陽一撮影

 「角換わり」の戦型となった本局は、今期竜王戦で通算タイトル獲得100期に挑んでいる羽生九段が序盤で工夫の一手を披露。豊島竜王得意の急戦を防ぎ、穏やかな展開に持ち込んだ。封じ手の△8六歩から△3六歩が好手で羽生九段が流れをつかみ、その後は激しい寄せ合いを制した。

 解説の山崎隆之八段は、「勝負所での曲線的な手順に、羽生九段の大局観の良さがうかがえました。豊島竜王は▲9七玉など勝負手を繰り出して粘りましたが、及ばなかった印象です」と本局を総括した。第3局は11月7、8日に京都市の仁和寺で行われる。

 羽生九段の話「互いに動き方が難しい将棋だった。仕掛けていく辺りではだいぶ迷ったが、他に適当な手が見当たらなかったので思い切って行った。(第3局以降も)引き続きいい将棋が指せるように頑張ります」

 豊島竜王の話「どこが悪かったのかは分からないが、途中から苦しい将棋になってしまった。気持ちを切り替えて次局に臨みたい」

2日目手順

▲豊島△羽生

△8六歩(封じ手)▲同 歩

△3六歩▲5三歩成△同 金

▲3四桂△同銀直▲同 歩

△7六歩▲3三銀△同 桂

▲同歩成△同 玉▲3六飛

△3四歩▲7六飛△8九銀

▲8八玉△7五歩▲同 飛

△8六飛▲9七玉△8五歩

▲同 桂△7四桂▲8七歩

△7六銀▲5一角△4二銀

▲同角成△同 玉▲8六歩

△7九角▲8八銀△7八角

▲8二飛△5二銀

 まで羽生九段の勝ち

持ち時間

各8時間△6・57分▲7・28分96手

無断転載・複製を禁じます
1572576 0 竜王戦 2020/10/23 17:26:00 2020/10/23 20:41:21 2020/10/23 20:41:21 第33期竜王戦七番勝負第2局。豊島将之竜王に勝利し、感想戦で対局を振り返る羽生善治九段(10月23日午後5時32分、名古屋市中区の万松寺で)=林陽一撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201023-OYT1I50059-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ