「豊島竜王といえばフルーツ」4回も注文、羽生九段はまんじゅう…竜王戦第2局

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 名古屋市の万松寺(中区)で戦われた竜王戦七番勝負第2局(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)は挑戦者の羽生善治九段(50)が豊島将之竜王(30)を破り、1勝1敗のタイに戻した。愛知県一宮市出身の豊島竜王は地元での勝利を飾ることはできなかった。

 竜王戦が開催されるにあたり、万松寺は地元・大須の飲食店を中心に昼食のメニューを約40種類用意した。愛知県産品や地元の名物料理など、愛知の「食」が両雄の決戦を支えた。

 対局2日目の23日、豊島竜王が注文したのは、名古屋メシの代名詞とも言える「うなぎひつまぶし丼」(鰻「とみだ」)。ひつまぶし丼は三河一色産の身の厚いうなぎをほぼ丸々一匹使用。店舗では3700円(税込み)で提供されている。創業70年を超える老舗で、代表の宮地博樹さん(61)は3代目になる。宮地さんは「大変ありがたい。精を付けて豊島さんにぜひ防衛していただきたい」と応援していた。

 一方の羽生九段も名古屋メシを注文。愛知県の「奥三河どり」のカツに、赤みそベースの自家製みそをたっぷり染み込ませた「味噌みそとりカツ定食」(元祖とりカツ「なごみどり」)だ。店舗では1100円(税込み)で提供。オーナーの大野晋吾さん(50)は「良い記念になった。地元、一宮市出身の豊島さんも応援したいが、選んでいただいた羽生さんにも勝ってほしい。どちらも応援します」と笑顔で話した。

おやつに果物 竜王は4回も

 対局中の糖分補給として欠かせないおやつも老舗菓子店を中心に約15種類が用意された。

 終盤の2日目午後は、豊島竜王、羽生九段そろって、「檸檬れもん屋」のフルーツ盛り合わせを注文した。特に豊島竜王は対局両日計4回のいずれもこの盛り合わせを頼んだ。新聞解説の山崎隆之八段(39)が「豊島竜王といえばフルーツ」と表現するほど、豊島竜王は大のフルーツ好きだという。7月に万松寺で行われた叡王戦でも豊島竜王は同じ物を注文している。

 オーナーの片岡哲也さん(51)は「豊島竜王が柿やいちじくが苦手」という情報を事前に仕入れ、好みに合わせた盛り合わせに。「食べ頃の完熟のものを取りそろえた。さっそく豊島さんのファンという方が来店されました」と話した。

 一方の羽生九段については、山崎八段は「ご当地のお菓子を食べている印象がある」と語る。実際、2日目の午前、ご当地銘菓の「納屋橋まんじゅう」(万松庵)をリクエスト。同店は1919年から大須に店を構える老舗だ。

両雄の昼食とおやつの写真はこちらで・第2局写真特集

解説会に杉本八段登場

ゲストとして登壇した杉本昌隆八段
ゲストとして登壇した杉本昌隆八段

 この日行われた大盤解説会には、地元・名古屋市在住の杉本昌隆八段(51)も飛び入りで参加し、ゲスト解説として登壇。新型コロナウイルスの影響で今年度数少ない将棋界・ファンサービスの場を盛り上げていた。

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1574215 0 竜王戦 2020/10/24 11:05:00 2020/10/24 15:57:32 2020/10/24 15:57:32 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201024-OYT1I50025-T.jpg?type=thumbnail

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