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豊島竜王がタイトル初防衛、4勝1敗で羽生九段を退ける…竜王戦第5局詳報

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 豊島将之竜王(30)に羽生善治九段(50)が挑戦する第33期竜王戦七番勝負第5局は6日午後6時25分、84手までで豊島竜王が勝ち、シリーズ4勝1敗で竜王を防衛した。豊島竜王にとっては初のタイトル防衛。一方、タイトル獲得通算100期を目指した羽生九段の記録達成は、お預けとなった。

 

両対局者の指し手は「動く棋譜」で

タイムライン

 

12月6日

 

阿久津八段の総括

 「途中まで第1局と同じ出だしだったが、豊島竜王が工夫して違う形になった。序盤は羽生九段が積極的に攻勢に出て激しい将棋に。豊島竜王も△1五角(38手目)から△4二角として、羽生九段の銀をなかなか活用させなかった。

 封じ手のあたりは漠然としていて手が広く、どちらも攻めの構想を立てるのが難しかっただろう。2日目、豊島竜王が△3四歩(46手目)と羽生九段の銀に働きかけ、ようやく歩以外の駒が交換になり、お互い攻める形になった。途中まで羽生九段の方に(有力な)手が多いと思ったが、▲2四歩(61手目)から▲2三歩成を決め、▲4三銀と打った手に対して、豊島竜王が△3三金と寄った手が思ったよりしっかりしていて、△5一銀と引いた手(72手目)で、後手陣は攻略が難しい形になった。

 羽生九段にははっきり不自然な手はなかったと思うが、それだけに、危ない形ながらぎりぎりで相手の攻めをしのいだ豊島竜王の懐の深さが光った。終盤、4四に打った桂(74手目)を5六に活用するなど、豊島竜王は勝ち方にもスキがなかった」

竜王防衛を果たし、会場となった「ホテル花月園」のスタッフから花束を贈られる豊島将之竜王(左)(6日午後7時12分)
竜王防衛を果たし、会場となった「ホテル花月園」のスタッフから花束を贈られる豊島将之竜王(左)(6日午後7時12分)

 対局後のフラッシュインタビュー

 豊島将之竜王

――おめでとうございます。まずは本局を振り返って、羽生九段の矢倉に雁木(がんぎ)で対抗したが。1日目が終わったときは?

 「そうですね。あまり自信がなかったですけど、封じ手は結構手が広いのかな。自信がなかったものの、そんなにものすごく悪いとは思わなかったので、手も広いですし、2日目でなんとかなるかなと」

――2日目は銀交換から△8七銀(50手目)と強硬な手段だったが。

 「ゆっくり指すとちょっとずつ苦しくなりそうな気がしたので、△6四歩とかも考えたが、あまり成算はなかったですけど、じっくり組んでいるよりは可能性があるかなと」

――その後も激しい戦いになりましたが、そのあたりの感触は?

 「△8七銀と打ち込んだ以上は、もう一回、金も打たないといけないかなと思った。このときに(相手に)▲8六歩と▲9六銀の二つが有力手があると思っていて、二つあるので、自信がなかった」

――どのあたりで優勢を感じた?

 「最後の最後までちょっとわかっていなかったです」

――控室では△4四桂(74手目)あたりが感触が良かったという話が出ていたが?

 「△4四桂は打ちたいところかなと思ったんですけど、その後がよくわかっていなかったので。△5六桂(78手目)と跳ねたところで、▲3五角とか、▲5七角とかに対して、どういう感じで指していけばいいのか、わかっていなかったので」

――初防衛の感想を。

 「なかなかできなかったことが達成できて良かったです」

――このシリーズで印象に残っているのは?

 「そうですね。3局目がやっぱり最後までわからない将棋で、印象に残っています」

 羽生善治九段

――本局を振り返って。

 「ずっと難しいと思っていて指していたのですが、どこかで形勢を損ねたと思うのですが、どこが悪かったのかちょっとわからないですね」

――シリーズが始まる前、50歳なりの将棋を指したいという話をしていたが、振り返って。

 「そうですね。久しぶりの2日制でしたけど、自分なりには、充実して指せたかなとは思います」

――七番勝負を振り返って、充実していた?

 「いや、まぁ、細かいところでミスは多分あったと思うので、そこは反省材料になるかなと思います」

 午後6時25分 84手までで羽生九段が投了。豊島竜王がシリーズ4勝1敗で竜王を防衛した。豊島竜王は初のタイトル防衛、羽生九段はタイトル獲得通算100期ならず。

羽生善治九段(右)が投了し、初防衛を果たした豊島将之竜王(6日午後)
羽生善治九段(右)が投了し、初防衛を果たした豊島将之竜王(6日午後)

 検討室から(11) 羽生九段の79手目▲2一飛成。豊島竜王はその手を見た瞬間、一度、席を立った。先手からすれば、△4八とと“すり込まれる”手があまりにも厳しい。席に戻った豊島竜王は前のめりになり、最後の確認を始めた。

 検討室から(10) 76手目、豊島竜王が△2五歩と打った局面。阿久津八段は「はっきりしてきましたね。▲同飛と応じると、後手は△5六桂。さきほど先手になっていなかった4四の桂馬が先手の玉を追いつめています」

 午後4時45分頃 豊島竜王が貴重な残り時間の中から44分を費やし、△4四桂と打った。「受けの手。ただ、先手をとっていないので、指しにくい手です。2枚のと金で羽生九段の玉を包囲しているので、駒が入手できれば、それを打って寄せるという構想でしょう。しっかり読んで指した手という印象です」(新聞解説の阿久津八段)。少し前まで羽生九段が攻勢に出ていたが、どこかで誤算があったか。流れは豊島竜王に傾いているという見方が強くなっている。

水を飲む豊島将之竜王(左)と羽生善治九段(6日午後2時37分)
水を飲む豊島将之竜王(左)と羽生善治九段(6日午後2時37分)

 検討室から(9) 「次の一手クイズ」の正解は▲2三歩成。以下、△同金▲4三銀△3三金。互いの玉に駒が迫り、緊迫感が増してきた。終盤戦。目が離せない展開となった。

缶ジュースで顔を冷やす豊島将之竜王(左、6日午後4時3分)と盤面を見つめる羽生善治九段(同2時40分)
缶ジュースで顔を冷やす豊島将之竜王(左、6日午後4時3分)と盤面を見つめる羽生善治九段(同2時40分)

 午後3時15分 62手目、豊島竜王は△3七歩成と左右にと金を作り、羽生九段の玉を挟撃する。

 現地の大盤解説会ではこの日、2回目の「次の一手クイズ」が開かれた。候補手は(1)▲2三歩成(2)▲6一銀(3)その他――の三つ。羽生九段はどのように後手玉に迫るのか?

 午後3時 午後のおやつ。豊島竜王は抹茶と和菓子、対局室にぶどうジュース。羽生九段はブレンドコーヒー。

 羽生九段は▲2四歩と突き、攻勢に出ている。

 午後2時半 昼食休憩明けの羽生九段の▲8六歩に対し、豊島竜王が64分の長考の末に△8二飛と引いた。ここでは△同とのような手も考えられたが、検討室では「我慢の一手。他の手が思わしくなかったのかもしれない」。

 大盤解説を務める伊藤真吾五段も「勝負どころを迎えた」と語った。

 午後1時半 対局再開。羽生九段はすぐ▲8六歩と指す。

 検討室から(8) 現地の大盤解説会では、羽生九段の昼食休憩明けの一手で「次の一手」クイズが開かれた。

 選択肢は(1)▲9六銀(2)▲4五桂(3)その他――の三つ。参加者の支持を集めたのは(3)の「その他」だったようだ。検討室では「信用されていないのかな」と笑いが起こる。さて、羽生九段の注目の一手は?

 検討室から(7) 午前中の戦いを新聞解説の阿久津主税八段に振り返ってもらった。

 「△3四歩(46手目)と力ずくで銀交換にいってから、豊島竜王が直線的に攻めていっている感じです。△8七銀(50手目)、△8七金(54手目)もリスクは高いですけど、このままいけばジリジリと悪くなるのでは、という感覚があったのかもしれません。一気に激しい展開になり、局面としては終盤の入り口に入っています」

 午後0時半 昼食休憩に入った。2日目の勝負ランチは豊島竜王が「鰻重(うなじゅう)とサラダ」、羽生九段が「鉄火重」。昼に近づくにつれ、対局室には強い日が差し込むようになり、休憩中に障子が閉められる。

 検討室から(6) 昼食休憩が近づいてきた。立会人の中村修九段は午前中の戦いについて、「豊島竜王の△8七金からの一連の流れは、『これしかない』と意を決して攻めていった感じ」と振り返る。今後の展開については「どちらかといえば、金銀を持っている羽生九段の方がやれるのかな、という印象だが、羽生九段の玉は挟み撃ちに遭っている状態でもあり、正確に指さなければいけない難しさもある。実戦的には大変な局面」と話した。

 午前11時 会場となっているホテル花月園で大盤解説会が始まった。解説は伊藤真吾五段、聞き手は竹部さゆり女流四段。奨励会同期といい、冒頭から息の合ったやりとりが続く。

 局面は、豊島竜王が△8七銀と打ち込んだのに対し、羽生九段が▲4四飛とまわったところ。伊藤五段は「今のところ、羽生九段が自分のペースで進めているのかな」と印象を語る。

大盤解説会で話す伊藤真吾五段(右)と竹部さゆり女流四段(6日午前11時3分)
大盤解説会で話す伊藤真吾五段(右)と竹部さゆり女流四段(6日午前11時3分)

 午前10時 羽生九段の封じ手▲6六銀に対し、豊島竜王が長考に入ったまま、この日、最初のおやつの時間を迎えた。

 豊島竜王は「果物各種盛り合わせ」、羽生九段は「抹茶と和菓子」。

 1時間を超える長考の末、豊島竜王が選んだのは△3四歩。3五の銀を攻めて、「局面を動かしにいった手。先手はこれまで積極的に前に出ているし、ここは99%▲同銀です」と阿久津八段。豊島竜王は指した後、席を立った。いよいよ本格的な戦いが始まる。

お茶を飲む豊島将之竜王(左)と髪をかき上げる羽生善治九段(6日午前9時47分)
お茶を飲む豊島将之竜王(左)と髪をかき上げる羽生善治九段(6日午前9時47分)

 午前9時 対局再開。地元自治体による防災訓練のエリアメールが入り、あちこちで携帯のアラームが鳴り響く。両対局者の耳にも届いたはずだが、対局を続ける。

 午前8時48分 羽生九段が入室。1分ほど遅れて豊島竜王が着座。

 両者一礼の後、豊島竜王が駒箱を開け、両者、「大橋流」で駒を並べる。1日目の手順が盤上で再現され、立会人の中村修九段が「封じ手は▲6六銀」と告げた。

12月5日

 羽生九段が45手目を封じて終えた竜王戦七番勝負第5局初日。新聞解説の阿久津八段に、封じ手の予想をしてもらった。

 封じ手は「9割以上、この手しかない」という場面で行われるケースも少なくないのですが、今回は本当にいろいろな手が想定され、ドキドキしながら明日を待つような封じ手になりました。

 もし1手挙げるとすれば、「▲6六銀」です。これは、相手の8五の飛車に働きかける手です。後に▲7五歩や▲5五歩とし、飛車の横ぎきを抑える狙いもありますし、▲7七桂とはねる含みもあります。

 そのほかには、3筋に拠点を作る「▲3四歩」、2筋から仕掛けていく「▲2四歩」、相手に手を渡す「▲9六歩」なども考えられます。どの手を指すのかは棋士の好みによるところもあります。

 午後6時1分 羽生九段が45手目を封じて1日目が終わった。

 検討室から(5) 「豊島竜王の44手目△8五飛は、▲4六歩と突かれた時に△3四歩と反発しやすい」と阿久津八段。「現状、後手に手番が来ても、有効な手があるわけではなく、ふわりとした、いかにも長考でひねり出した手という感じ」という。検討ではこの場面、主に△6四角、△3四歩、5五歩などが挙がっていた。

 「ここ数手は互いに4、5手ぐらい選択肢がある局面が続いている。一方で、緩い手を指すと一気に差がつく局面でもあり、我慢比べの様相を呈してきた」

 午後4時50分過ぎ 44手目、豊島竜王が1時間33分の長考の末に△8五飛。控室では「へぇ~」と驚きの声が上がる。検討に挙がっていなかった一手だ。

 今度は羽生九段が姿勢を崩し、長考の構え。「このまま封じ手になる可能性もある」という声も聞かれた。

 午後3時 おやつの時間になった。豊島竜王は饅頭(まんじゅう)と桃ジュース。羽生九段はイチゴとレモンティー。

 検討室から(4) 豊島竜王の40手目△4二角で羽生九段が長考に入った。阿久津八段は「先手は候補手が多くて、選択が難しい。及第点の手がたくさんあるが、どれも一長一短で、どれがいいと決めきれない不思議な局面となっている」。昼食休憩明けの38手目、△1五角と出た手からの流れが工夫の構想で、「歩を取られるのでやりにくい手だったが、羽生九段からすれば飛車が3筋に回ったことで、2筋から攻めにくくなり、選択が難しくなった。さすが豊島竜王というバランス感覚」。

 58分の長考の末、羽生九段の選択は▲3七桂。「積極的な一手。ただ、先手は自玉が狭いので、いつの段階で自陣に手を入れるか。羽生九段の構想が注目されます」と立会人の中村九段。

 午後1時半 対局再開。豊島竜王の手は△1五角。朝から立ちこめていた霧は晴れ、雲の切れ間からは青空がのぞいている。

 午後0時半 豊島竜王が38手目を考慮中、昼食休憩に入った。昼食の注文は豊島竜王が「鉄火重」、羽生九段が「ナポリタン」。

 ここまでの展開について、新聞解説の阿久津八段は「先手は3五の銀を使って攻める狙いがある。当面はこの銀をどうするかを巡る攻防が続くだろう」と指摘。羽生九段の積極的な指し回しに対し、豊島竜王は神経を使う展開になっている。

 検討室から(3) 27手目、羽生九段が▲3五歩と突き出し、駒がぶつかった。以下、△同歩、▲4六銀、△3六歩、▲2六飛と進み、豊島竜王が思考に沈む。新聞解説を務める阿久津八段は現局面について、「羽生さんには▲3六飛のほか、▲3五銀から▲2四歩と攻める狙いがある。これが実現したら、先手有利となるので、豊島竜王は何らかの形で受けるのか、7三桂を生かして反撃に出るのか。分岐点です」と話す。

 豊島竜王が今局で採用した雁木(がんぎ)囲いは「手数がかからないわりに駒の連結が良いのが特徴だが、持久戦には不向き」と阿久津八段。対する羽生九段も飛車、角、銀で積極的に仕掛けに行っており、「お互いに引き下がれない、激しい展開になる可能性もある」という。

 豊島竜王は、△8六歩と反撃の道を選んだ。

 午前10時 両対局者の午前のおやつの情報が入ってきた。豊島竜王は果物の各種盛り合わせ(メロン、イチゴ、オレンジ、グレープフルーツ)。羽生九段はフレッシュオレンジジュース。

 検討室から(2) 豊島竜王の16手目から△3二金、▲6九玉、△4一玉と進行。互いに居玉のまま終わった第一局とはここで大きく展開が分かれた。検討室では「超急戦は避けたか」という声。

 検討室から(1) 豊島竜王の6手目は△7四歩。竜王戦七番勝負史上最短52手の決着となった第1局と同じ進行で、「また急戦か」の声も。互いに飛車先の歩を突き合った後、10手目には△7三桂。「今回も戦いますよ、という豊島竜王の意思を感じる。第1局とここまで同じ進行で、意地の張り合いという感じもする」と阿久津八段。初日の朝の段階で早くも緊張感が高まってきた。

 午前9時 先手はシリーズ1勝3敗と追い込まれた羽生九段。立会人の中村修九段の「定刻になりました」のかけ声で対局開始。初手は▲7六歩。新聞解説の阿久津主税八段は「矢倉か角換わりか。羽生九段の矢倉は見てみたいですが……」。

 午前8時49分 羽生善治九段が対局室に入る。つづいて豊島将之竜王。対局会場となった神奈川県箱根町の「ホテル花月園」周辺には、朝から深い霧が立ちこめ、小雨がちらつく。

12月4日

 午後6時 関係者による夕食会が開かれ、両対局がそれぞれ抱負を語った。

 豊島竜王「大変な社会情勢の中ですが、対局に集中して良い対局で盛り上げていけるよう精一杯頑張りたいと思います」

 羽生九段「竜王戦は全国各地を転戦してきたわけですけど、第5局はこちら箱根の花月園での対局になりました。この場所は私自身も今まで数多く対局してきた場所でもありますし、将棋の対局も何十回と行われた『将棋の宿』だと思っています。そういった場所で明日から対局できるのは、とてもありがたいことだと考えています」

 午後5時 豊島竜王、羽生九段が対局場の検分に臨んだ。

 検分の後、両対局者はそれぞれ報道各社のインタビューに応じた。

 豊島竜王

――これまでの対局を振り返って

 2局目は一方的に負けてしまったが、全体的にみたらまずまずかなと。

――第4局が終わってからどう過ごしたか

 王将戦のプレーオフでは負けてしまったが、その後は時間があったので、本局に向けた準備をしてきました。

――第5局への意気込みを

 変わらず、自分なりに精一杯指していけたらと思います。

――これまで4局戦ってきた羽生九段の印象を

 これまで戦ってきた印象と大きくは変わりませんが、中盤戦の大局観の良さというのは感じますし、序盤もすみずみまで準備されています。

――前回(第4局)の指宿では砂むし温泉に2回入られたそうですが、体調は?

 対局が続いていますけど、割といいコンディションで来ることができているかなと。

――(鹿児島にいた時から)だいぶ気温が変わりましたね

 大阪に戻って、だいぶ気温の差を感じたので、体調には気をつけないといけないと思いました。

 羽生九段

――これまでの4局を振り返って、どのような心境か

 一局一局、自分なりに一生懸命やってきたつもりではありますが、残念ながら結果が伴っていないという状況です。

――前回、指宿対局からどう過ごしたか

 その間に対局はなかったので、調整して、この対局に向けて準備をしてきた。

――世間では新型コロナの感染者が増えてきたが、過ごし方に変化は?

 あまり人混み(の中)には行かない、外出する機会を少なくするとか、平凡なことですけど、そういうことは心がけています。

――今回の竜王戦の前と後で豊島竜王の印象は変わったか

 2日制でのタイトル戦(で戦うの)は今回が初めてなので、読みの深さとか、安定感みたいなものは、一局一局、対局をしながらひしひしと感じています。

――第5局に向けた意気込みを

 私の方は先手番ということもあるので、積極的に、主導権をとれるように、頑張っていきたい。

――開幕の時から自分の持っているものを出し切りたいと言っていたが

 作戦的なものは一応、自分のやりたいことをやっているという感じはあります。

――体調不良で第4局が一度延期になった。そういう出来事があって、将棋に向かう気持ちに変化はあったか

 対局は1局空けてしまいましたけど、ほかの棋戦の対局はありましたので、これ以上みなさんに迷惑をかけたくないという気持ちはありましたし、そこで将棋をきちんと指していくことが何よりも大事なことなんだなと痛感しました。

――現在1勝3敗だが

 スコアのことは気にせず、目の前の一局一局、一手一手を大切にしていきたい。

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1672636 0 竜王戦 2020/12/03 20:07:00 2020/12/06 21:09:31 2020/12/06 21:09:31 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201206-OYT8I50024-T.jpg?type=thumbnail

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