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4強時代の主役・藤井聡太二冠に勢いは宿るか…谷川浩司九段の竜王戦本戦展望

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豊島将之竜王は「昨年、怖いものなしになった」

 ――その羽生さんも含め、今期の決勝トーナメントには、ベテランから若手まで実力者が顔をそろえました。注目する棋士は誰ですか?

 「やはり藤井聡太二冠と永瀬拓矢王座ではないでしょうか。豊島将之竜王への挑戦権争いの軸は、この2人になると思います。現在の将棋界は、この3人に渡辺明名人を加えた4人がタイトルを分け合う『4強』の時代と言われています。実際、昨年度の八つのタイトル戦は、4強同士の激突が四つ、4強とその他の棋士の顔合わせが四つ。いずれも4強が絡んだ対局でした。今年度もこれまでは同じような状況で、しばらくはこういう構図が続いていくと思います」

 「もちろん羽生さんにも注目です。昨期は挑戦者になったし、今年に入っても、王位戦で挑戦権獲得まであと一歩のところに迫りました」

4強の一角に挙げられる永瀬拓矢王座(2021年2月9日、第34期竜王戦のランキング戦で)
4強の一角に挙げられる永瀬拓矢王座(2021年2月9日、第34期竜王戦のランキング戦で)

 ――若手ではどうでしょう。谷川九段の「君たちは、悔しくないのか」という以前の発言が話題になったこともありましたが。

 「若手は、年に1回ではなく複数回、タイトル戦に出ることを目指すぐらいでやらないと、4強に追いつくのは難しくなると思います。タイトル戦で厳しい戦いの経験を積み、タイトル戦で戦うことが普通になるぐらいでなければ、大舞台で実力を100%発揮するのは、なかなか難しいものですから。昨年度からのタイトル戦の組み合わせだと、4強ばかりが経験を積んで強くなっていく、という形になっていきますよね。今の状況を突き崩す存在に出てきてほしいですね」

 ――経験といえば、豊島竜王は昨年の竜王戦で「タイトル防衛」に初めて成功しました。

 「豊島竜王はそういうところに時間がかかるタイプなのかもしれません。タイトルに挑戦するようになってからも、初めてのタイトルまでなかなか手が届きませんでした。ただ、これからは彼も、防衛戦を戦っていくことが普通になっていくでしょう。昨年1年間で、たくましくなったと思います。特に、永瀬さんとの叡王戦で鍛えられたのが、随分と大きかったんじゃないでしょうか( ※2 )。あれを経験したら、怖いものなしですよ」

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2148899 0 竜王戦 2021/06/24 10:30:00 2021/07/08 17:07:25 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210622-OYT8I50058-T.jpg?type=thumbnail

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