[人生案内]コロナ禍 帰宅許さぬ妻
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40代の男性会社員。コロナ観の相違が原因で、離婚問題に発展しています。
同年代の妻と中高生の子どもたちは地方で自宅住まい。私は10年以上も各地で単身赴任でした。直近は海外勤務で、コロナ禍のため昨年春に帰国し、以降は東京勤務です。週に1日だけ出社し、それ以外の日はテレワークをしています。
私としては、家族のいる自宅でテレワークをし、週に1日だけ東京に出社する働き方が希望です。しかし、コロナ感染を恐れる妻から自宅を訪れることすら拒否されています。いくらコロナ禍とはいえ、数か月にわたり帰宅を拒否し続ける妻に憤りを感じ、離婚も考えています。
生活費も教育費も十分な額を送金し、コロナ禍以前は、国内はもちろん海外からも定期的に帰宅していました。自宅のローンを払っているのは私です。コロナ禍だからといって、帰宅すら許されないものなのでしょうか。(東京・Y男)
◇山田 昌弘(大学教授)