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60代の農業男性。父が亡くなって2年。まだ心の整理ができません。
私には軽い知的障害があり、小中学校ではつらい思い出しかありません。父は、私ではなく姉を進学させるべきだと考えていたようですが、私が高校時代に「大学に進もう」と思い立ったため、進学させてくれました。私が結婚して家庭を持つことができたのは、父が進学させてくれたおかげもあると思っています。
でも、私は、進学の本当の動機が「人生を変えたい」というものだったことや、感謝を父に伝えていません。父に借りたお金も全額は返せず、両親に親孝行もできていません。
これからは、重度障害のある娘ら私の家族のために、私にできることを精いっぱいすることが、両親への恩返しになると思っています。どうかご助言をお願いします。(群馬・T男)
◆野村 総一郎(精神科医)