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[人生案内]名前 正しく読まれず不快

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 40代の女性会社員。名前を正しく読んでもらえず、不快です。

 私の名前は「よしえ」なのですが、その漢字は初対面の人には「みえ」と読まれます。「よしえです」と訂正しても、また「みえ」と言われます。

 初出社の日に「みえ」と呼ばれた時は、昨日や今日に採用が決まったわけでもないのに間違えるなんて、と怒りがこみ上げました。

 さらに、「みえ」ならまだしも「みほ」「えみ」ということも。訂正するのも疲れました。私の名前はそんなに覚えてもらえないものなのかと悲しく、自分を否定された思いがします。

 ところが最近、あえて名前で呼び合う人たちと関わるようになってしまいました。また間違われ、嫌な思いが再燃しています。

 親が願いを込めてつけた名前とはいえ、たかが名前と考えて、何と読まれようがやり過ごして生きていくしかないのでしょうか。折り合いのつけ方を教えてください。

  ◇野村 総一郎(精神科医)

 誰しも名前を間違えられたら嫌ですよね。たまにはそういうことがあったとしても、どこに行っても同じようなパターンで呼ばれるなんて、それを訂正するだけで大変かも……。

 なぜこんな間違いが起こるのかを調べるため、「よしえ」をパソコンで人名変換してみたところ、この読み方をするのはとても珍しいお名前だとわかりました。となると、この名前を「よしえさん」と読めない人も多いはずです。

 これは読めなくても、間違って読まれても、誰のせいでもありませんよ。ごく自然のことですし、もちろんあなたを軽く見ているから起こるということじゃないのですからね。

 いや、むしろあなたという人間を早く覚えてもらう手段として、この間違いを利用したらどうでしょうか。これから名前を間違えられたら、「ミエと呼ばれるヨシエです」と自己紹介し直して、そのひと言を枕ことば代わりに必ず加えることにしたら、かえってあなたの印象が相手に残りませんかね。

 そうすると、同じような間違いを繰り返す人たちも覚えてくださるんじゃないですかね。それを期待したいと思います。

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2174792 0 人生案内 2021/07/03 05:00:00 2021/07/03 05:00:00

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