[人生案内]資格しか価値認めない母

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 20代の女性会社員。大学では国文学を専攻しました。好きな作家について研究して作品の解釈を深めるなど、学ぶことは楽しかったです。でも母は、文学は「資格が取れないから価値がない」と言います。

 例えば看護学校を出て看護師になる、栄養士の資格を取って栄養士になる。母にとっての価値とは資格の取得なのです。活用するか否かは関係ありません。何か取れば母は満足すると思って国語の教員免許を取得すると、一時的に母も認めてくれました。私の就職先は無関係な職種ですが。

 私は社会人になった今でも文学が好きで、好きな作家の全集を読んだり関連する論文を探したりしています。でも母に「そんな本を読んで何になるの」「同じ読書なら資格を取れるような本を読むべきだ」と言われると反論できません。

 資格に直結しない、自己満足でしかない文学の価値は何だと思いますか。(和歌山・F子)

◇いしいしんじ(作 家)

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2264406 0 人生案内 2021/08/06 05:00:00 2021/08/06 05:00:00

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