[知っておきたい]即位礼、パレード、大嘗祭の日程と内容を紹介

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 天皇陛下が即位を公に宣言する「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」が10月22日、皇居宮殿・松の間で行われました。皇位継承に伴う一連の行事の中心儀式です。11月9日には、即位をお祝いする「国民祭典」が開かれ、人気アイドルグループ「嵐」らが奉祝曲を歌いました。14、15日には、天皇一代に一度だけ行われる重要な儀式「大嘗祭(だいじょうさい)」が予定されています。式典の日程や、祝賀パレードのルートなどの情報をまとめました。

【スケジュール】
10月22日(火)
 13時~13時半 即位礼正殿の儀(皇居)
 19時20分~22時50分 饗宴の儀(皇居)
10月23日(水)
 19時~22時 内閣総理大臣夫妻主催晩餐会(ホテルニューオータニ)
10月末 大嘗宮完成予定
11月9日(土) 国民祭典(皇居前広場など)
11月10日(日) 15時~15時半 祝賀御列(おんれつ)の儀(皇居~赤坂御所)
11月14日(木)・15日(金) 大嘗祭(皇居)

 

<祝賀御列の儀>
 即位に伴う祝賀パレード。10月22日の即位礼正殿の儀の後に予定されていましたが、台風19号の被害に配慮し、11月10日に延期されました。

 天皇、皇后両陛下を乗せたオープンカーが15時に皇居・宮殿を出発し、赤坂御所までの約4.6キロを約30分かけてパレードします。1990年の平成への代替わりの際のパレードでは、約11万7000人が沿道で国旗を振るなどして、即位を祝いました。

 使用されるオープンカーは、トヨタの高級車「センチュリー」を改造したもので、全長5.34メートル、全幅1.93メートル。平成への代替わりで使われた車より大きくなりました。後部座席が前席よりも4センチ高く、背もたれの傾きを25度に固定し、沿道から見やすくなっています。

 パレードの主なルートは次の通りです。皇居・宮殿→皇居正門→二重橋前交差点→桜田門交差点→国会議事堂正門前→憲政記念館前交差点→国立国会図書館前→平河町交差点→都道府県会館前→赤坂御用地南門前→青山一丁目交差点→権田原交差点→赤坂御所正門→赤坂御所御車寄。

 コース選定について「式典委員会」(委員長・安倍首相)は、皇居と赤坂御所を青山通りを通ってほぼ同じルートで結んだ1990年のパレード、新宿通りと四ツ谷駅経由で結んだ1993年の両陛下のご成婚パレードのコースを含む3案について、観衆からの見やすさなどを踏まえて検討されました。その結果、1990年のコースと比べ、青山通りで首都高速道路の高架下を走る距離が短くなる今回のコースが最適との判断に至りました。

使用されるオープンカー
使用されるオープンカー

即位パレード、オープンカー「センチュリーを改造」(2019/09/18)
新天皇パレードは国産で…ロールスロイス走れず(2018/11/19)
本番コースで交通規制…車列50台リハ(動画も)2019/10/06)

パレードを見に行く時の注意点
 当日は沿道にパレードを見に来た人のためのブースが設営されます。その前に持ち物検査を受けます。ハサミなどの危険物のほかに、ペットやビン・缶飲料、自撮り棒なども持って入れません。また、警視庁は沿道のマンションなどの住民に対し、ベランダや窓からののぞき込み・撮影の自粛を要請しています。詳しくは、警視庁のホームページでご確認ください。
警視庁ホームページ

<即位礼正殿の儀>
 天皇陛下が皇居宮殿・松の間に置かれた高御座(たかみくら)に立ち、即位を宣言するお言葉を述べられます。その後、首相が「寿詞(よごと)」(お祝いの言葉)を述べ、万歳を三唱します。陛下は「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」という最高の礼装で臨まれます。儀式は10月22日13時から約30分間。この日は今年限りの祝日となります。

<饗宴の儀>
 参列者を招いて即位を祝うため10月22日、25日、29日、31日の計4回行われました。儀式の簡素化の一環として、平成への代替わりに比べて3回減らし、招待者も800人減の2600人となります。
饗宴の儀、2600人招待(2018/11/20) 

<内閣総理大臣夫妻主催晩餐会>
 狂言の野村萬斎氏、歌舞伎の市川海老蔵氏、文楽の吉田玉男氏が五穀豊穣(ほうじょう)を祈り、「三番叟(さんばそう)」と呼ばれる演目を共演しました。続いて、能楽師の観世清和、三郎太両氏が親子で演目「石橋(しゃっきょう)」を披露しました。文化行事の後、首相があいさつと乾杯の発声を行いました。即位礼正殿の儀に出席する外国元首や各国大使ら約900人が招かれました。

<国民祭典>
 皇居前広場で天皇陛下の即位を祝うイベント「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」が11月9日に開かれました。第1部と第2部に分かれ、参加者は計約6万人。特設舞台で行われる第2部は招待券が必要で、主催者は約1万人を一般公募しました。概要は次の通りです。詳細は主催者のホームページでご確認ください。

 ▽第1部「奉祝まつり」13時30分~15時45分(※誰でも参加可)
内堀通りおよび皇居外苑で、奉祝パレードが行われ、都内神社のみこしが出ました。

 ▽第2部「祝賀式典」17時10分~18時40分(※要招待券)
 二重橋前特設舞台および皇居前広場で、谷原章介さんと有働由美子さんの司会で進行。歌舞伎俳優の松本白鸚(はくおう)さん、女優の芦田愛菜(まな)さんらが祝辞を述べた後、人気アイドルグループ「嵐」が、全盲のピアニスト辻井伸行さんの演奏に合わせて奉祝曲を歌いました。 

<大嘗祭>
 新天皇が皇祖や神々に感謝し、新穀(新米)を神々に備え、国家安寧と五穀豊穣を祈られる重要な儀式です。11月14日から15日にかけて執り行われます。皇居・東御苑の約90メートル四方の敷地に、木造の祭殿など約40の建物が新造されます。

 儀式に使われる新米は、9月27日の「斎田(さいでん)抜穂(ぬきほ)の儀」で収穫されました。斎田の耕作者「大田主(おおたぬし)」は、東の悠紀(ゆき)地方が栃木県高根沢町の石塚毅男さん、西の主基地方は京都府南丹市の中川久夫さん。栃木産「とちぎの星」と京都産「キヌヒカリ」がそれぞれ精米180キロ、玄米7.5キロが納められました。

無断転載禁止
835570 0 特集・連載 2019/10/22 12:00:00 2019/11/10 09:28:44 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/10/20191008-OYT8I50008-T.jpg?type=thumbnail

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