[次代を語る]地方の商い 共存共栄…高田明さん 70(「ジャパネットたかた」創業者)

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

高田明さん
高田明さん

 関西から長崎県にUターンし、平成が始まった翌年にラジオショッピングを始めた。当時は年2回の放送枠を確保するのが大変だったが、今はインターネットで常に情報発信できる。スマホの普及とデジタル化は、平成の一番の変化だろう。

 商品は時代に大きく影響を受ける。今日売れたモノが、明日売れる保証はない。時代の本質をつかむような経営感覚が必要だ。生放送ができる自前のスタジオを作ったのも、商品開発のスピードに対応し、ビジネスにつなげるためだ。

 令和の時代もテクノロジーは進み、世の中は急速に変わる。地方も対応を迫られるが、激しい変革に個々で対応するのは難しい。行政や同業者とも連携し、互いの強みを生かす「共存共栄」を目指したい。地方創生の先進地では、パッション(情熱)を持った人がアクション(行動)を起こして街づくりを進めている。

 地方でも商いは十分にやれる。「ジャパネットたかた」の本社は佐世保市だが、技術や物流の発展で東京に移す理由がない。地方のデメリットはなくなっている。

 サッカーJ2のV・ファーレン長崎の運営会社社長を務め、ほとんどの試合を観戦している。逆転した瞬間にファンが抱き合って喜ぶ姿は素晴らしい。スペインの名門・バルセロナのようになれば、子供たちも地元に戻ってくる。スポーツを通じた地域の活性化も広がってほしい。

<私の今後>退任後 ホームステイ

 赤字だったV・ファーレン長崎を引き継いだ。負の部分をきれいにして、次世代にバトンタッチしたい。退任後にかなえたい夢が一つだけある。昔、英語やフランス語を勉強していたので、海外で2年ほどホームステイしたい。ネイティブのようになって帰ってきたいですね。きっと世界のニュースの見方が変わるでしょう。

◇たかた・あきら…1986年に会社設立。自ら番組で商品を紹介、一代で通販大手に育て上げた。

(聞き手・坂田元司 撮影・坂口祐治)

高田明さんのインタビュースペシャルはこちら

無断転載禁止
556965 0 次代を語る 2019/04/29 10:00:00 2019/05/02 17:59:41 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/04/20190424-OYT1I50091-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

 


東京オリンピックパラリンピックオフィシャル新聞パートナー

ラグビーワールドカップ

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ