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    【俺はググらない】好きな人から好かれるには…心理学者・斉藤勇の回答

     8月30日号のKODOMO新聞7ページで掲載した、読者の素朴な疑問に答えるコーナー「俺はググらない」。今回のテーマは「好きな人に好きになってもらうには、どうすればいいか」。立正大学名誉教授で恋愛心理についての著作もある心理学者の斉藤勇さんの回答は…。

     小学生の高学年くらいになると、好きな人から好かれたいという気持ちが生じてくると思います。誰に好きになってもらうのでもいい、というわけではないのです。

    • 何らかの形で好意を示されるとその人のことを好きになりやすい、という人間心理(画像はイメージ)
      何らかの形で好意を示されるとその人のことを好きになりやすい、という人間心理(画像はイメージ)

     人に好かれるのは難しいことですが、一番簡単にできるのは「あなたのことが好き」と相手に知らせることです。心理学では「返報性の原理」「互恵性の原理」というものがあります。何らかの形で好意を示されると、その人のことを好きになりやすい、という人間心理のことです。

     人間は好きだと言ってくれる人を近くに置いておきたいものです。恋愛の場面でなくても、友人関係で好意を示せば、ほぼ確実に好かれます。恋愛関係は1対1ですので、必ず好かれるとは限りません。

     もちろん、好意を見せたのに相手に断られたらショックは大きいと思います。なので、なかなか積極的になれない、直接好意を口に出せない、ということはあるでしょう。

     その場合、たとえば▽あいさつをする ▽目を合わせる ▽困っているときにちょっと手助けする▽ 笑顔を見せる……これらの行為をして、相手の反応を見るといいでしょう。しかも1回だけではなく、何回もやることが大事。これらはいずれも「あなたに注目している」ということを相手に気づかせる行為なのです。

     これらの日常でもできる行為を実践したとき、向こうからもこちらに目を合わせてきたり声をかけてきたりというアクションがあれば、次の段階として愛の告白をすると良いと思います。

     逆に相手の反応を見てみても、目を合わせてくれない、声をかけてくれない、という状態であれば……それは告白までするのはやめた方がいいかもしれません。世の中は広いですから、他にもあなたを好きになってくれる人はいるはずです。

    2018年08月30日 17時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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