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KODOMO新聞が伝えてきた東京五輪

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【2020年 新型コロナのため東京五輪が延期】

 世の中で起こることの大半は、「だいたい予想できたこと」か、「あえて予想はしないけどあってもおかしくないと思えること」です。ニュースとして報じられることであっても、そんなに驚くようなことはめったに起きません。

 しかし、2019年には誰も予想できなかったことが、2020年、世界の人々の目の前に明らかになりました。新型コロナの世界的流行によって、東京五輪・パラリンピックが1年延期となったのです。

 2020年3月26日号では、4ページで五輪が延期される可能性が出てきたことを報じています。まだ決まっていないことをKODOMO新聞で報じることはほとんどありません。週に1回の発行ですので、速報性は最初から必要な媒体ではないのです。しかし、五輪延期となれば影響も大きく、世の中の雰囲気も「延期がありうるのではないか」という雰囲気に傾いてきたことから、無視できませんでした。「新型コロナ 五輪も直撃」という見出しで、開催か延期か、関係者たちが揺れ動く様子を描きました。

 その翌週の4月2日号では、延期が決定。「熱狂は、1年間おあずけになりました。」決まってしまえば、記事から感じられる口調は思いの外さばさばしています。しかし、ただ冷淡に事実を伝えたわけではありません。

 それまでKODOMO新聞では、「読売KODOMO五輪新聞」と題して東京五輪・パラリンピックへの雰囲気を盛り上げてきましたが、理由が感染症の拡大ではやむを得ません。五輪を楽しみにしていた人たちは心中がっくりきているに決まっています。せめて気持ちを入れ替えて1年後を見据えることができるようにしたい。その気持ちが、「熱狂は、1年間おあずけになりました。」という書き出しにつながりました。およそ新聞記事らしからぬ書き出しですし、「残念です」など気持ちを表す言葉も使っていませんが、「1年後まで待ってろよ、五輪」といった万感の思いが込められているのです。

 ちなみに、このときは1日でもはやく読者に五輪延期のニュースを届けようと、号外を発行しました。週刊新聞であるKODOMO新聞は先ほど述べたように速報性は最初から重視していないので、号外を出すことはほとんどありません。これまで号外を発行したのは、改元のときと、上野動物園のパンダの赤ちゃんがすくすく育っていると書いたのに実は死んでいたことを伝えたとき、そして五輪延期となったこのときの、計3回に過ぎません。

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1869406 0 お知らせ 2021/02/26 10:39:00 2021/05/26 10:51:04 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210225-OYT8I50054-T.jpg?type=thumbnail

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