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KODOMO新聞が伝えてきたノーベル賞

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【2012年 山中伸弥さんにノーベル賞】

 山中伸弥さんは元々、けがを治す整形外科のお医者さんでした。でも手術はへたくそ。ほかの先生に比べて何倍もの時間がかかって迷惑をかけるので、「ジャマナカ」というあだ名がついたこともあるそうです。

 京都大学の山中教授がiPS細胞の作製でノーベル生理学・医学賞に決定したことを報じる巻頭特集の2ページ目は、こんなふうに始まります。ノーベル賞を受賞する偉人のエピソードとは思えない書きぶりですが、記事ではその後、山中さんが「難病で体が動かなくなってしまった人をなんとかして治したい」と考えて治療の技術を研究する道に進み、地道にコツコツ研究を続けたエピソードにつながっていきます。

 偉人と言っても、何をやっても完璧にできるわけではないし、苦手なことがあっても得意なことでみんなの役に立つことができるんだ……記事からは、そうしたメッセージを読者に向けて伝えたいというはっきりした意思を感じます。

 KODOMO新聞で日本人のノーベル賞受賞の記事を大きく扱うのは、科学技術の発展に日本人が貢献したこと自体がニュースだからです。しかしそれだけではなく、山中さんのエピソードのように受賞した人物の人柄に学ぶところがあったり、ノーベル賞に決まった研究内容を解説することが、理科の勉強につながったりするからでもあります。

 リチウムイオン電池の開発で2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんをあつかった特集では、軽くて環境に優しいリチウムイオン電池のすばらしさだけでなく、「そもそも電池ってどういう仕組みで、いつごろ作られたの?」というところから解説しました。

 電池なんて身の回りにありふれたものですが、仕組みを改めて解説するのは思ったより大変。編集室では、その都度取材や調査でなるべく簡潔にこうした情報を小学生向けに伝えるようにしています。

 ちなみに、吉野さんは受賞決定後にKODOMO新聞のインタビューに応じ、「環境問題はパーフェクトな解決策を出す人が出てくると思います」と科学への信頼を語ってくれました。

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1869394 0 お知らせ 2021/02/26 10:39:00 2021/04/06 15:11:54 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210225-OYT8I50072-T.jpg?type=thumbnail

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