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    幕張メッセに2600人の受験生…入試ルポ

     千葉県内の私立中学入試が解禁された1月20日、市川中学校・高等学校が千葉市美浜区の幕張メッセで入学試験を実施した。マンモス入試10年目の今年は、約2600人の受験生が国語など入試問題に挑戦。受験会場や保護者の様子などを取材した。

    展示場2ホール分のマンモス試験会場

     午前8時すぎ、JR京葉線・海浜幕張駅の改札口を出ると、「市川中学校入学試験会場」の案内が見える。駅から試験会場の幕張メッセまで歩いて5、6分。途中、迷子にならないように、いくつもの案内板が立っている。これに沿うように受験生たちの列ができていた。

     メッセの前にはすでにたくさんの子どもたちの姿が見える。保護者や塾の先生たちの激励を受けながら、次々と会場の中へ入っていった。

     試験会場は、ふだんさまざまな展示会が開催されるホールだけにかなり広い。学校関係者によると、2ホール分を使っているのだとか。

     全体を26ブロックに分け、1ブロックに100人が座れるよう二人がけのテーブルをずらりと並べる。それぞれのブロックに先生が3人、市川中学の生徒2人の計5人が監督官としてついている。

     準備は前日の夕方にスタートさせ、ほぼ徹夜で行われた。試験時間に寒くないよう、朝4時すぎに暖房をかけて、暖めたという。

    インフルエンザ予防で消毒薬やマスクを準備

     試験科目は4教科。国語と算数が50分、社会と理科が40分、さらに休憩時間も含めると、終わるのは午後1時前だ。会場には保護者たちの姿もちらほら。それまで学校が用意した控え室用のイベントホールで待機する。約4000人収容できる座席の7割ほど埋まっている。男女比は3対7。夫婦や小さな子供を連れた親子連れも見かける。試験終了まで4時間以上あるだけに、保護者のなかには、近くのアウトレットモールに足を運ぶ人もいた。

     イベントホールの入口付近には消毒薬とマスクが置かれていた。過去には受験生全員分のマスクを用意したこともある。千葉県の私立中学の入試解禁日に試験をするだけに、ここでインフルエンザや風邪をひいたり、誰かにうつしたりしないよう、気を遣っているのだそうだ。

     ちなみにインフルエンザにかかった受験生のために、特別受験室も用意されている。申告すれば、ほかの子どもたちに影響しないよう、「隔離」する形で試験を受けられるという。この日も、インフルエンザのほか、風邪や骨折などの受験生が四つの特別室に分かれて受験した。

     試験が終わると、保護者の控え室にもアナウンスが流れる。子どもたちが会場を出るときに混乱しないよう、先生たちが1ブロック100人ずつ誘導するのだそうだ。プラカードに続いて、整然と退場してくるものの、約2600人もいるだけに、全員が外に出るまで30分近くかかった。

     (文と写真:読売受験サポート編集部)

     市川中学校・高等学校について、詳しく知りたい方はこちら

     掲載日:2013年1月30日

    2013年01月30日 04時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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