思い出つまったしょうがパン
完了しました
今回は、「わすれられない おくりもの」でアナグマがうさぎの奥さんに教えた「しょうがパン」の作り方を紹介します。ほんのりしょうがの味がする素朴なクッキー。きっと森のアナグマの友達も、大好物に違いありません。

◆材料(30~40個) |
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・薄力粉 200g
・無塩バター 80g ・グラニュー糖 85g ・卵 1個 ・シナモンパウダー 小さじ2 ・しょうがの搾り汁 大さじ1/2 |
準備
薄力粉はストレーナーでふるっておく。バターは室温に戻しておく。
作り方
1 ボウルに室温に戻したバターとグラニュー糖を入れ、ホイッパーで白くふわふわになるくらいまですり混ぜる。
2 1に卵を加えて混ぜたら、ふるった粉とシナモン、しょうがの搾り汁を2~3回にわけて加えて、スパチュラで混ぜる。
3 2をポリ袋に入れて、指で少しまとめるようにし、冷蔵庫で2時間くらい休ませる(前日にここまで作業をしておくと便利)。
4 3を台の上に出して、麺棒で厚さ5ミリくらいに広げる。
5 型で抜いたら、冷蔵庫で15分休ませてから、180℃のオーブンで15分焼く。
ひとこと
ginger bread(ジンジャー ブレッド)は日本語に翻訳された時に「しょうがパン」と訳されていますが、アナグマがうさぎの奥さんに作り方を教えたのは、絵本の絵からもパンではなくて、うさぎの形のジンジャークッキーだと思われます。
早速うさぎ型をボール紙で作り、延ばした生地に型をあててナイフを使ってくりぬいてみましたが、結構難しくて、耳が切れたり、尻尾が切れたりなかなかうまく行きません。最終的には職人さんにオーダーメイドし、注文したとおりの抜き型(タテ5センチ×ヨコ6.5センチ)が出来上がりました。
この型を使って、生地を型抜きすると、同じ形のうさぎがぴょんぴょんと机の上にたくさん跳びはね始めました。抜いた生地は焼く前に15分だけでも冷蔵庫で冷やすと、焼いた時に生地がだれずに、きれいなうさぎの形になりますよ。
薄力粉の代わりに全粒粉で作ると、野うさぎのような茶色いうさぎになり、カラダにも優しいです。私もこうしてアナグマにいろいろな事を教えてもらい、<わすれられないおくりもの>をいただきました。