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    子ども向けの新しい本を紹介します。

    『ヒトラーと暮らした少年』 ジョン・ボイン著

     ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーの山荘を舞台に、ドイツ人の父とフランス人の母の間に生まれた少年ピエロが、権力に触れて変貌へんぼうしていくさまを描いた小説。ピエロは両親の死後、おばさんが家政婦をしているオーストリアの山荘で暮らし始めるが――。心優しく、ユダヤ人の親友もいた少年が、ヒトラーに目をかけられ、次第に高圧的な若者に成長していく姿は、現代の私たちと地続きにある。原田勝訳。(あすなろ書房、1500円)

    2018年05月14日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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