『手と手をぎゅっとにぎったら』 横田明子作、くすはら順子絵
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交流授業で特別支援学校の知的障害教育部門のクラスを訪れた虹川小4年生の「ぼく」たち。追いかけっこしてから席につく子や、突然机に自分の頭をぶつけ出す子もいて、戸惑う。そんな中、「ぼく」は文化祭のダンス練習中も床に寝そべって絵を描いている「もっくん」が気になって――。感じている気持ちは同じなんだと「ぼく」が気付く場面に、心があたたかくなる。(佼成出版社、1300円)
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