『きつねのしっぽ』 おくはらゆめ作
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ふわふわでふさふさの自分のしっぽの手入れが大好きなきつねは、大雨の日、杉の木に雷が落ちるのを目撃する。数日後、様子を見に行ったきつねは、木の中でやけどをして弱っているキツツキを見つけて――。「あなたがいきていてくれてうれしい」。助けた小鳥をしっぽの上に寝かせて一生懸命励ますきつねの言葉に、胸がじんと温まる。(小峰書店、1100円)
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